「あれ・・俺もしかしてヤバくね・・!?」夫よやっと気づいたか!

給湯室の女子社員の言葉に「俺間違ってんの?」とフラフラしながら歩いていたキョウスケは、同僚の高橋さんとバッタリ!飲みに行こうとキョウスケが誘うも、「子どもが産まれたから当分無理」と断られ、「奥さんが怖い感じ~??笑」とニヤニヤしながらたずねると、「なんだそれ?子どもが可愛くて仕方ないだけだよ」と即答。「奥さん一人で育児もできないの?」と真顔で聞くキョウスケとは全く話がかみ合わない高橋さんに、「そういや下の子は離乳食始まった?」と聞かれるも、わからないキョウスケは「えっと・・多分?」と言葉を濁すしかありませんでした。
「なんだよ多分って・・」ハッキリしないキョウスケにそう言う高橋さん。すると、「えっなになに??高橋もしかして離乳食とか作ろうとしてんの~??笑」とまたしても小バカにしたように言うと、「最近嫁の代わりに朝食と夕食作ってたら、料理ハマっちゃってさ!笑。土日くらい休ませてあげないと嫁も疲れちゃうし」そう言って料理の写真を見せる高橋さんに、「え・・おま・・そんなことまでしてんの?」と驚くキョウスケ。

すると、「そんなことって・・。だって土日はゆっくりしたいじゃん?奥さんに任せないの?」キョウスケの言葉に、「はは・・何言ってんだよ・・なんで嫁に任せんの?」と驚く高橋さんは、

「土日に嫁がゆっくりする時間を作ってあげないでどうすんだよ・・山口もしかして・・」そう言ってキョウスケをじっと見る高橋さんは、「うっ・・」と痛いところを突かれたキョウスケに、「なぁ・・山口の奥さんいつ休んでる?ちゃんと休めてる?」とずいっと詰め寄ると、「・・それは・・」とハッキリしないキョウスケに、

「言っとくけど、育児ってそんな甘くないからな!?そこんとこちゃんと分かってんのか!?奥さんがこのまま倒れたらどうすんだよ!?」そう言って指をさされたキョウスケが、「た・・倒れるって大袈裟だな・・」と言うと、

「『俺が養ってる』って言うなら、奥さんのこと心身ともにしっかり養ってやれよ~。んじゃまた落ち着いたら飲み誘うわ~!」そう言って去って行く高橋さんの背中に、「お・・おう・・」と返事をしたキョウスケは、「あれ・・俺もしかしてやばくね・・!?」と心の中で呟きました。
奥さんの代わりに料理をするという高橋さん。それを聞いたキョウスケさんが、「土日ゆっくりしたいじゃん。奥さんに任せないの?」と聞き返すと、「山口の奥さんいつ休んでる?ちゃんと休めてる?」と詰め寄られ、「言っとくけど育児ってそんな甘くないからな!?奥さんがこのまま倒れたらどうすんだよ!?」と脅されたキョウスケさん、「俺もしかしてやばくね・・?」やっと自分の至らなさを受け入れたんですね!
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。