[11]粗探し夫|「言っとくけど育児ってそんな甘くないからな!?」詰め寄る同僚にたじたじ

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前回のお話

2歳と5ヶ月の2人のワンオペ育児で毎日へとへとな専業主婦カホさんに、夫キョウスケさんはいつも上から目線。片付けてもすぐに散らかる部屋をスマホで撮影して証拠集めを繰り返し小バカにするし、家事も育児も手伝わず断固拒否!ある日証拠写真を義母に送っていることが判明すると、開き直るキョウスケさん。いつものように写真を送ると、義母がカホさんに電話。責めたてられて傷ついたカホさんが落ち込んでいる頃、会社でお弁当を作ってもらえずため息をつくキョウスケさんは、カホさんが家事をしないことを暴露。さらに証拠写真を撮って義母に送っていると話すと、キョウスケさんを無言で見つめる女子社員たちは、給湯室でキョウスケさんの悪口を言って大盛り上がり!たまたま通りかかったキョウスケさんが話を聞いてしまい、「嘘・・だろ・・」と呆然。フラフラしながら歩いていると同僚の高橋さんに会い、飲みに誘うも「子どもが産まれたから」と断られ、「なになに奥さんが怖い感じ~?笑」とニヤニヤすると、「子どもが可愛いだけ」と一蹴され育児論が全くかみ合わない二人。「そういや山口んとこの下の子は離乳食始まった?」と聞かれ、言葉を濁すキョウスケさんでした。

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「あれ・・俺もしかしてヤバくね・・!?」夫よやっと気づいたか!

給湯室の女子社員の言葉に「俺間違ってんの?」とフラフラしながら歩いていたキョウスケは、同僚の高橋さんとバッタリ!飲みに行こうとキョウスケが誘うも、「子どもが産まれたから当分無理」と断られ、「奥さんが怖い感じ~??笑」とニヤニヤしながらたずねると、「なんだそれ?子どもが可愛くて仕方ないだけだよ」と即答。「奥さん一人で育児もできないの?」と真顔で聞くキョウスケとは全く話がかみ合わない高橋さんに、「そういや下の子は離乳食始まった?」と聞かれるも、わからないキョウスケは「えっと・・多分?」と言葉を濁すしかありませんでした。

「なんだよ多分って・・」ハッキリしないキョウスケにそう言う高橋さん。すると、「えっなになに??高橋もしかして離乳食とか作ろうとしてんの~??笑」とまたしても小バカにしたように言うと、「最近嫁の代わりに朝食と夕食作ってたら、料理ハマっちゃってさ!笑。土日くらい休ませてあげないと嫁も疲れちゃうし」そう言って料理の写真を見せる高橋さんに、「え・・おま・・そんなことまでしてんの?」と驚くキョウスケ。

すると、「そんなことって・・。だって土日はゆっくりしたいじゃん?奥さんに任せないの?」キョウスケの言葉に、「はは・・何言ってんだよ・・なんで嫁に任せんの?」と驚く高橋さんは、

「土日に嫁がゆっくりする時間を作ってあげないでどうすんだよ・・山口もしかして・・」そう言ってキョウスケをじっと見る高橋さんは、「うっ・・」と痛いところを突かれたキョウスケに、「なぁ・・山口の奥さんいつ休んでる?ちゃんと休めてる?」とずいっと詰め寄ると、「・・それは・・」とハッキリしないキョウスケに、

「言っとくけど、育児ってそんな甘くないからな!?そこんとこちゃんと分かってんのか!?奥さんがこのまま倒れたらどうすんだよ!?」そう言って指をさされたキョウスケが、「た・・倒れるって大袈裟だな・・」と言うと、

「『俺が養ってる』って言うなら、奥さんのこと心身ともにしっかり養ってやれよ~。んじゃまた落ち着いたら飲み誘うわ~!」そう言って去って行く高橋さんの背中に、「お・・おう・・」と返事をしたキョウスケは、「あれ・・俺もしかしてやばくね・・!?」と心の中で呟きました。

奥さんの代わりに料理をするという高橋さん。それを聞いたキョウスケさんが、「土日ゆっくりしたいじゃん。奥さんに任せないの?」と聞き返すと、「山口の奥さんいつ休んでる?ちゃんと休めてる?」と詰め寄られ、「言っとくけど育児ってそんな甘くないからな!?奥さんがこのまま倒れたらどうすんだよ!?」と脅されたキョウスケさん、「俺もしかしてやばくね・・?」やっと自分の至らなさを受け入れたんですね!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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