進学や進路に悩む中高生に向けてのメッセージ。
今回は、APOLLO BEAUTY CLINIC院長の鬼沢正道先生に、医師を目指したきっかけについてご自身の経験を交えてお話しいただきました。
医師を目指したきっかけは?
私は都内でクリニックを開業して5年になる医師です。受験や進路指導の専門家ではありませんし、教師でもありません。
このテーマを頂いた際、進路や進学に悩む中高生とその保護者の方々に対して、私のような専門家でない人間がどのようなアドバイスができるか、最初は不安で仕方がありませんでした。もしかしたら無知な私が、今進路や進学について真剣に悩んでいる方々に偉そうなことを言ってしまうのではないか。
まず最初にこのような懸念を感じました。それと同時に、20年以上前、まだ何も知らなかった若い私の記憶と、現在の私の交友関係が脳裏に浮かびました。
進路決定に際して、「あの時もっとこうしていれば」と後悔していることはいくつもありますし、「的確なアドバイスをくれる周囲の人々がもう少しいてくれれば」と自身の環境を悔やんだこともあります。
そんな私の拙い体験談を踏まえ、どう伝わるか不安ではありますが、少しでも進路や進学に悩む方々の励みになればと思い、僭越ながら筆を走らせています。
私が医学部受験をしたのは20年も前の話になりますので、医学部受験のノウハウを書くつもりは微塵もなく、単なる私の体験談が中心となり、少し偏った内容になってしまうかもしれませんが、何卒ご容赦いただければ幸いでございます。