好きなものが似通っていたため、話が合ったらしい

ひかりさんは俯いたまま口を開かないきらりさんに「昨日から生理始まってるんじゃない」と問いかけました。それを聞いたご両親は理解が追いつかない様子。するときらりさんが顔を上げ、今までと全く違う態度でひかりさんや陽太を非難し始めました。どうやら友達に陽太が有望株だと言われたことや、海外の大学に通っていることで、海外セレブになれると思い込んでいたようです。そして今までのゆるふわな態度で、お父さんに「妊娠してなかったよ」とにっこり。
「この度は、うちのきらりが本当にご迷惑をおかけして申し訳ございません」放心したままのお父さんを残し、玄関先でお母さんとひかりさんが九十度の美しいお辞儀をします。「いえ、誤解が解けてよかったです、その・・・きらりちゃんも妊娠が間違いで良かったですね」と声をかけました。

「陽太君も、わざわざごめんね」とひかりさんが冷や汗とともに謝りました。「いえ、ひかりさんもお元気そうでよかったです」と返す陽太に「2人は前から知り合いだったの?」と聞きます。

私の問いにひかりさんが「陽太が家に遊びに来た時に、私が着てたTシャツの柄見て、『あ、サカバンバスピスだ!』って突然話しかけてきたんだよね」と言いました。陽太も「うん、思わず」と返します。「さ、サカ・・・??」聞きなれない言葉に思考が一瞬停止します。

「で、私も水族館とか結構好きだから話が合ったんだよね。今まで見たきらりの彼氏の中で、初めてまともな感じだったからさ~」と笑いながら陽太とグータッチを交わしていました。私は改めて「でも、本当にひかりさんのおかげで助かったわ、ありがとう」とお礼を言いました。

「うん。週数のこととか俺もよく知らないし、研究室にいたのも嘘だって言われたらどうしようかと思った」と笑いながら陽太が言います。そこは私が気づくべきところでしたが、焦っていたため全然頭にありませんでした。今回の反省点です。
陽太さんの誤解が解けて良かったです。それにしても趣味を通じて陽太さんとひかりさんが親しかったなんて、意外な縁があるものですね。サカバンバスピスは約4億5000万年前に生息していたと考えられる、顎を持たない魚類の仲間です。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
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ここでお話終わりじゃないってことは、あの嘘妊娠女がまたやらかすのか?
本人も父親もワビ無しかい!ありえないでしょ。
航空機代+迷惑料弾めよ!まともな人間を名乗りたいならな!