どうして家を知ってたの?

結衣のリトミック教室で出会った玲奈さんは、初対面からやけに距離感が近くて戸惑いましたが、邪険にすることもできず・・連絡先を交換し、次のレッスン日にランチに行く約束をした私。すると次のレッスンの日に「家まで行くから一緒に行こう」とメッセージが届きました。家の場所を教えた覚えはありませんでしたが、世間話の中で話したのかなと深く考えず了承。さらに、「これから毎回一緒に行こう」と言われた私は、困惑しながらも勢いにおされ「うん」と言ってしまいました。
リトミックが終わった後、約束通り4人でランチに行きました。「やっぱ春ちゃんといるとたのし~!」と嬉しそうに言ってくれる玲奈さんに「私もです。同世代のママ友って意外と出会えないですもんね」と話を合わせつつ、ふと思い出して「あ、そういえば・・うちの住所って伝えてましたっけ?」と聞いてみました。

すると、玲奈さんは「あ~それね!この前スーパーで春ちゃん達を見かけたんだっ!声かけようと思ったけどゆなに呼ばれてさ、そのあと帰るとこ見てたらこの辺なんだ~って!」とあっけらかんと言ったのです。え?知らないうちに家を知られてたんだ・・。ちょっと怖いなと感じつつも「・・あ、そうだったんです・・ね・・?」と平静を装って答えた私。

さらに「でもさ~、私本当にママ友いなかったからすごく嬉しくて!これからも仲良くしてね!」と言われ、否定することもできず「・・それはもちろん!」と答えました。ところが・・

その次のリトミック教室の日。レッスン前に同じクラスのママさんと他愛のない話をしていました。

すると突然「ちょっとちょっと~??春ちゃん何話してるの~??」と玲奈さんが割り込んできました。「えっ」と驚く私に、玲奈さんは頬を膨らませながら「春ちゃんは私の隣って言ったじゃ~ん!!」と拗ねたように言うので、私は「は・・はい・・」と言うしかありませんでした。毎回隣に座る約束をした覚えはないし、私が誰と話しても玲奈さんに文句を言われる理由はないと思うけど・・と思いつつも、レッスンが始まる時間になったので私は玲奈さんの隣に座りました。
多少の違和感があっても、「友達になれて嬉しい」と言ってくれる人をきっぱり拒絶するのはなかなか難しいですよね。それとなく距離を置きたいところですが、向こうからグイグイ来られると困ってしまいますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本:あおいゆめ
作画:みつけまま
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