親切にはしたけれど正直引いた


私は春。夫北斗と3歳娘の結衣と3人で暮らしています。この日は結衣が通うリトミック教室に来ていました。
ひとりで座って結衣の様子を見学していた私に「ねぇねぇ~、ちょっといいかな?」と声をかけてきたママさんがいました。これが、彼女と知り合ったきっかけでした。

彼女はこの日初めてリトミック教室に参加したという玲奈さん。結衣と同じ年のゆなちゃんを連れてきていました。それにしても驚いたのは初対面で「私ここ初めてでさぁ~。知り合いゼロなんだよね!」と、いきなりのタメ口。「そ、そうなんですね」と少し引いてしまいましたが、「良かったら一緒に座りませんか?」と誘ってみました。

すると玲奈さんは「いいの~?!」と嬉しそうな笑顔で私の隣に座りながら「よかった~!ひとりだとちょっと心細くてさ~!」と言いますが・・・え、こんなにフレンドリーな玲奈さんなら全く問題なさそうに見えるけど。と内心では思いつつ「あ~、それわかります~。」ととりあえず合わせる私。

「うちの旦那、来る気ゼロでさぁ~」という玲奈さん。それには私も同意しました。付き添いの保護者は圧倒的にお母さんが多いので、こういう場に来てじっと娘の様子を見ているのは少し恥しいようなのは、私の夫も同じ。
そんな話をしていると、玲奈さんは当然私の腕をギュッと掴むと、「ねぇねぇ、連絡先交換しようよ!」と言ってきました。さっき会って、今少し話しただけなのになんだか展開早いなと思いつつも「あ、はい・・・」と、言われるがまま、私たちのチャットアプリは繋がりました。

リトミック教室が終わるまで、玲奈さんはずっとしゃべりっぱなし。あっという間に、次のレッスンの帰りに一緒にランチに出かけることが決まりました。そして、その夜。

私のスマホにピロンピロンとメッセージ着信音が鳴りやまなくなったのです。見ると、全部玲奈さんから。『春ちゃん、今日はありがとね』から始まって、私の年齢、夫の職業、夫婦の馴れ初めなど、この日会ったばかりなのに次々に個人的な質問が並べられているので、ギョッとして固まってしまいました。
新しいママ友ができて嬉しくなるのはわかりますが、あまりにもグイグイ来られると、正直引いてしまいますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本:あおいゆめ
作画:みつけまま
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)
