ある日義実家で美紗がいなくなり探したところ義妹の部屋にいたのですが、「めぐおばちゃん、お目目きらきらだね~!」「かわいい~」と無邪気に話しかける美紗に、最初はつっけんどんだった義妹も、「お姫様みたい~」と言われ「え?お姫様・・」とまんざらでもない雰囲気に。「めぐおばちゃんかわいくって大好き!」が決め手となったのか、「とってもかわいいよ。美紗ちゃんにあげるね。」とアクセサリーをプレゼントしてくれる姿に「やっぱり美紗は天使かも」と感動する夫と、変貌ぶりに驚く私。以降、義妹の美紗への愛情がどんどん強くなっていったのです・・。
マウント義妹[9]姪を世界一かわいくするのは私!|ママ広場オリジナルマンガ
あれからというもの・・
「ちょっと・・お義姉さん!!どうして美紗にこんなダサい服着せてるの?(怒)」
「えっ・・」
「美紗がダサいって言われてもいいの?」
パンダ柄の黄色いTシャツは・・そんなにダサいですか・・?(汗)
そしてお次は夫のところへ
「ちょっと!!修にぃ!何この動画!!ぶれぶれで美紗がちゃんと見えないじゃん!!」
「あ・・ごめん・・(汗)」
「ごめんじゃないんだよ?一生の思い出なんだよ!?しっかりしてよ!!」
美紗のことで怒りまくる義妹の後ろに、ちょこんと並んでニコニコしている美紗の姿が・・。
そして義父にも・・
「お父さん!!甘い物食べさせすぎには気をつけてよ!美紗が太ったらどうすんの!!」
「・・えっ」
義妹のあまりの変貌ぶりに唖然とする義父、それを見ていた義母が
「恭子さん、ごめんなさいね。恵・・美紗ちゃんを世界一かわいくするって聞かなくって・・」
「えっ・・」
ため息をつきながら義母にそう告げられて私も動揺していると
「あーなると、手が付けられないからなあ・・」
「そーね。もう・・放っておきましょ」
そう呟いて去って行く義父母の後ろ姿を見ながら・・
「えっ・・私は・・どうすれば・・」と思いながら立ちすくむのでした。
[10完]へ続きます。
ママ広場オリジナルマンガ「マウント義妹」最終話は明日公開します。おたのしみに!
----------------
※ストーリーは体験者の話を元に作成していますが、登場人物や団体名は仮名で作成しています。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部 [作画]まりお
作画:まりお
息子(小3)のイケメンっぷりに心ときめいて、娘(年長)のムチムチボディに顔を埋める毎日です。