[8]卒業祝賀会でママ友トラブル|「みんなの」おかげで祝賀会は大成功。何もしなかったママ達は気まずそう。

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前回のお話

PTA役員決めでの発言がきっかけでだい君ママから逆恨みされ、卒業祝賀会のリーダーに任命されたひかるさん。さらに祝賀会係の他のメンバーはやる気のない仲良し4人組のママたちで何もかもひかるさん任せ。準備を一人で抱え込みいっぱいいっぱいになっていたひかるさんを助けてくれたのは、他の係のはる君ママたちでした。はる君ママたちの協力のおかげで卒業祝賀会の準備は一気に進み、会場手配を終えクラス委員長のだい君ママにメールで報告したひかるさん。案の定だい君ママはダメ出しをしてきましたが、ひかるさんが毅然とした態度を示すとそれ以降は何も言ってきませんでした。

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卒業祝賀会でママ友トラブル[8]「みんなで」考え協力した祝賀会

卒業祝賀会当日。当初はどうなることかと思った祝賀会ですが、大きな問題もなく、子ども達も保護者も先生方もみんな楽しそうで、笑顔と涙に包まれた素敵な会となりました。

会の最後に、祝賀会係のリーダーとしてひかるさんが挨拶をすることになりました。ひかるさんは晴れやかな表情でマイクを手に取り「今日は、卒業生のみなさん楽しかったでしょうか?」と話し始めました。

ひかるさんは、子ども達の笑顔がたくさん見られて嬉しかったこと、子ども達に楽しんでもらえるようにみんなで考え協力してきたことを話しました。

そして、小学校を卒業して中学生になる子ども達に「出会いを大切にしてほしい」と話し挨拶を締めくくりました。

ひかるさんの挨拶に拍手が送られる中、他の祝賀会係のメンバーは気まずそうな表情で顔を見合わせました。

祝賀会は無事に終了。ひかるさんが会場の片づけをしていると、「私達、お疲れ会をするんですが・・ゆう君ママもどうですか?」と準備に何も協力しなかった祝賀会係の4人が気まずそうに声をかけてきました。

ひかるさんは「さっきの挨拶の・・気にしてるのかな」と思いつつ、「お誘いありがとうございます。あっ私もこれから、会を手伝ってくれたみんなとお疲れ会があるので・・大丈夫です」と笑顔で答え「じゃ!」と言って颯爽と去っていきました。残された4人は「あっ・・じゃあまた・・」と呆気に取られ立ち尽くします。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。

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