[70]もう遅い。夫の謝罪に理解を示しつつも離婚の意思は揺るがない妻。クセ強義母に抗う嫁達|岡田ももえと申します

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前回のお話

嫁たちに嫌味を言ったりきつく当たる義母は、日頃から息子の太郎さん、次郎さん、三郎さんに嫁の愚痴を言い続けており、そのせいで妻に非があると思い込んでしまった次郎さんと三郎さん。次郎さんは妻のさくらさんと喧嘩寸前でしたが、さくらさんの言葉で我に返ると義母の言動に疑問を持つようになり、義母との絶縁を考えるほど辛い思いをしていたさくらさんに寄り添うようになります。一方の三郎さんは、義母の言葉を信じてモモさんを責め続け、我慢の限界になったモモさんは三郎さんに離婚を切り出します。次郎さんとさくらさん、三郎さんとモモさんから批判されても、義母は自分は悪くないと言い張ります。義母は太郎さんに電話をかけると、長男としてさくらさんとモモさんに注意するように言いますが、逆に「ウメが母さんと縁切るってさ。干渉しすぎだよ」と言われてしまいます。義母は長男夫婦と次男夫婦から絶縁宣言され、三男夫婦は自分が原因で離婚危機になっています。離婚を突きつけられ目が覚めた三郎さんは、離婚は考え直してほしいと必死にモモさんにお願いします。

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クセ強義母に抗う嫁達

母親の言葉を信じて妻のモモさんを責め続けた結果、離婚を切り出されてしまった三郎さん。「やっと目が覚めた。離婚は考え直して」とモモさんにお願いすると、モモさんは「三郎の目が覚めて良かった。おかしくなってたもんね」と微笑み、「人だから間違う事もあると思う」と静かに言いました。

モモさんの言葉に「じゃあ離婚は撤回・・」と安堵の表情を浮かべた三郎さんでしたが、モモさんは「それでも」と語気を強めました。

モモさんはこれまで三郎さんに言われたことを思い返します。「カァさんの言う通りモモは未熟なんだよ」

「俺はカァさんの言葉を信じる!!!」と言って妻である自分の言葉を全く聞いてくれなかった三郎さんに、

モモさんは「もう遅いです。離婚しましょう」ときっぱりと告げました。

離婚したいというモモさんを必死に引き留めようとする三郎さん。モモさんが「人だから間違う事もあると思う」と言うと、三郎さんは「じゃあ離婚は撤回・・」とホッとした表情を浮かべました。しかし、これまで義母の言葉だけを信じて自分の言葉を信じてくれなかった三郎さんの言動を思い返したモモさんは「もう遅いです。離婚しましょう」と改めてきっぱりと告げました。
ようやく目が覚めた三郎さんでしたが、モモさんの気持ちはもう固まっているようですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
モモさんの心の傷は三郎さんが思っているよりきっと深いですよね。

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