[4]「すぐに賛成と言えない」意を決した嫁の返答に義母は重い沈黙。クセ強義母に抗う嫁達|岡田ももえと申します

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前回のお話

三兄弟の二男である次郎さんと結婚し、義母の要望で義実家の近くに住んでいるさくらさん。ある日、義母から突然「同居しましょう」と言われたさくらさんは、「引き下がって欲しい」と思いながら「次郎さんと話してみます」と答えますが、義母は「あの子なら良いよって言うわよ」と引き下がる気配なし。絶対に同居したくないさくらさんは「さくらさんも賛成でしょ?」と言われ返答に困ります。次郎さんが三兄弟で会社を経営しているため連携が取りやすいようにと兄弟全員が義実家の近くに住んでいることも正直しんどいと思っていたさくらさんは同居の話しを持ちかけられ戸惑いますが、義母はさらに「ゆくゆくは四世帯住宅にしようと思ってるの~」と驚きの計画を話しました。あまりの衝撃にさくらさんはお茶を吹き出します。

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クセ強義母に抗う嫁達

義母の口から飛び出した「四世帯住宅」という恐ろしい計画に思わずお茶を吹き出してしまったさくらさん。ゴホゴホとむせながら「今何て言った?」と頭を整理しようとするさくらさんに「ちょっとねぇ大丈夫?」と義母が声をかけました。

「だっ大丈夫でっす」と何とか答えたさくらさんですが、頭の中では先ほどの義母の衝撃発言がグルグル回っていて「四世帯住宅!?四・・だと?!」と信じられない思いです。

「タオル持ってきます」と一旦席を立ったさくらさんは、「まずいなんとか阻止しないと」と頭をフル回転。

キッチンにタオルを取りに行ったさくらさんは、前の職場で義母と同居した同僚から聞いた話を思い出していました。

無表情で俯きながら「もう・・ね、義母の足音聞いただけでアレルギー出るわ」とぼやいていた同僚の姿を思い出し、「不安すぎる!!!」とますます同居へ拒否反応を示すさくらさん。

さくらさんはタオルを手に取り、義母のところへ向かいながら「義母の顔色をうかがって賛成しても、後に絶対に後悔することになる・・」と思いました。

義母の待つソファへ戻ったさくらさんは、テーブルを拭きつつ言葉を選びながら「お義母さん、同居の事ですが、あの・・その・・今すぐに賛成と言えないので・・」と切り出しました。

「やはり次郎さんと話し合いたいのですが・・」と何とか今この場での返答を回避しようと頑張って義母に伝えたさくらさん。さくらさんの言葉を黙って聞いていた義母ですが、少し間をあけて「・・今、何て?」と静かに聞き返してきました。

義母の口から飛び出した「四世帯住宅」というとんでもない計画にさくらさんは仰天。思わずお茶を吹き出しむせながら「四世帯住宅!?四・・だと?!」と理解が追いつかないさくらさんは、平静を装い「タオル持ってきます」と言って立ち上がるとキッチンへ向かいました。キッチンに行ったさくらさんは、義母と同居した元同僚が以前「義母の足音を聞いただけでアレルギー出るわ」と言っていたのを思い出し「なんとか阻止しないと」と頭をフル回転。そして、同居したら絶対に後悔することになると確信するさくらさんは、意を決して義母に恐る恐る「今すぐに賛成と言えないので、やはり次郎さんと話し合いたいのですが・・」と言いました。
義両親との同居だけでも断固拒否したいのに、四世帯住宅なんて・・義母にどう思われようが絶対に「賛成です」とは言えませんよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
意を決して「今すぐに賛成とは言えない」と義母に伝えたさくらさん。義母の沈黙が怖いですね。

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