[36]勝手に子どもの名前を変えた夫|「最低!ひどいことしてる自覚がないとかありえない!」娘が父親に喝!

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前回のお話

長女の名前を妻ナエさんに内緒で、義母に言われるまま「サチコ」と名づけてしまった夫ショウタさん。ナエさんがつけた長男エイタくんに義母が送った節句飾りには「ノブヒコ」と名前が!それから数年後、宿題で名前の由来を調べることになったサッちゃんに、「名前はおばあちゃんが決めた」とショウタさんに言われて複雑な気持ちになるも、「『サチコ』って名前も大好きだよ!」ナエさんにそう言われ、少しホッとしました。それからさらに数年後のある日、義母が何か買ってくれるから、「お金にしてもらうように説得するから」と半ば無理やり2人を買い物に連れていったにもかかわらず、サッちゃんが欲しいものを見つけても自分の意見を曲げない義母。おまけにショウタさんは義母の言いなりで呆れたサッちゃんは、義母に「サッちゃんどうしたの?ママそっくりよ?」と言われてうんざり。「ナエさんが私のことを悪く言うから子ども達がこんな風に」と決めつける義母にエイタくんは怒り出し、慌てて車に乗り込むと、「どうしてパパはエイタの味方してくれないの?」とママが義母に責められていたのではと心配するのでした。そして家に着くと、「もうおばあちゃんの家に行くのやめる」と宣言する子ども達。ショウタさんが説明するも、偏った考え方にドン引きするナエさんは、「ナエのせいで失礼なことを言うようになった」と言われ、「サッちゃんが傷つく」と気が気ではないナエさん。その近くにサッちゃんが静かに立っていました。

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「私の名前だって二人で勝手に変えたんでしょ?」真理を突く娘の推理

義母の家から帰宅したサッちゃんとエイタが、帰ってくるなり「もうおばあちゃんの家に行くのやめる」と言い出してビックリ!義母のプレゼントが気に入らなくてケンカになったとショウタに言われ、「ショウタは子どもたちの味方してないの?」と聞くと、「勝手もらえるだけありがたいと思わないと」ショウタの言葉にドン引き。すると突然、サッちゃんの言葉づかいは私のせいだと言い出し、「そのせいでサッちゃんが失礼なことを言うようになった」と、サッちゃんを傷つける言葉を次々に言うショウタに絶句。その近くにはサッちゃんが立っていたのでした。

「ショウタ・・私のことは何を言ってもいいけど、この子を傷つけるようなことを言うなら許さな・・」そう言いかけると、「ママ待って。私に言わせて」と後ろに立っていたサッちゃんが言い、「パパもおばあちゃんと同じだよ。ママはこの話に全然関係ないのにママ、ママって言うし、私が優しくなくなったって勝手に思い込んでる。パパとおばあちゃんが勝手に!」ショウタに向かってキッパリと言い放つサッちゃんは、

「私の名前だって・・私の名前だって、パパとおばあちゃんが、そうやって勝手に変えたんでしょ?」サッちゃんにそう言われて「え・・」と驚くショウタ。

「ママが大切に決めてたことなのに、パパもおばあちゃんも、何にも考えずに自分たちで勝手に変更したんでしょ!?ママを無視して二人だけで話し合って!」ショウタを睨みながら言うサッちゃんに私も驚きました。

すると、「私、今ママの気持ちちょっとわかるもん。ずーっとそんな感じで、おばあちゃんの言う事ばかり聞いて、ママの味方になったこと無いでしょ?」サッちゃんの言葉に、「さ、サッちゃん失礼なことを・・」と言いかけるショウタの声を遮って、「失礼じゃない!!」と大きな声で言うサッちゃん。

「私のこともママのことも気持ち無視して勝手なこと言って、それでひどいことしてる自覚がないとかありえない・・!パパ最低!!」ショウタへの気持ちを思いっきりぶつけたのでした。

サッちゃんが失礼なことを言うのはナエさんのせい。そう言われ、「私のことは何を言ってもいいけど」と言うナエさんの言葉を遮って「私に言わせて」と現れたサッちゃんは、「パパもおばあちゃんと同じ」とピシャリ!そして、「私の名前もママを無視して二人で勝手に変えたんでしょ?」とズバリと言われ、動揺するショウタさん。「ずーっとおばあちゃんの言う事聞いてママの味方になったことないでしょ?」と言った後、「私とママの気持ち無視して勝手なこと言っておいて、自覚がないとかありえない!パパ最低!!」とサッちゃんが言いました。これまでの想いを思いっきりショウタさんにぶつけたサッちゃん、「よく言った!!」という気持ちでいっぱいになりますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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