「皆さんのところは本当にすごいですね~」って本当これなんの時間?

明るく気さくだけれど言いたいことをズバッと言うタイプの3人のおばあちゃん。娘の授業参観の日に、出かけようとするとおばあちゃんたちにバッタリ。「仕事はないのか?」と聞かれ、授業参観だと言うと、「父ちゃんの稼ぎは悪いのか?」とディスられる始末。さらに突然お孫さんの成人式の写真を見せられ、「この振袖貸したるわ。どうせ買えないだろ?」と詰め寄られて辟易。授業参観に行く前に、どっと疲れが出てしまいました。
またある日のこと。
ピンポーンとインターホンが。「は~い」とモニターを覗くとおばあちゃんの姿が!「どうかされましたか?」と聞くと、「ちょっと外に来て」と言われ、外に出ると、

「うちの孫、国立の医学部行ってる」と唐突やドヤにビックリ!「えっ・・あっ、すっ、すごいですね~」と驚きながら答えると、「だろ、すごいんだ」と思いっきり自慢されてしまいました。

すると、さっきまでいなかったはずの2人のおばあちゃんまで!!「うちの子は〇〇企業に勤めてる」と言う言葉に「わっ、大手なんですね。すごい~」「うちは役所」と言うおばあちゃんには「おお~」と感嘆の声を。

「だろ、すごいだろ」と言うおばあちゃんたちに、「皆さんのところは本当にすごいですね~」と答えると、「じゃあな」と帰って行き、「え?これなんの時間???」と訳がわかりませんでした。

すると、「ママ~!」部屋の中から娘が私を呼ぶ声が聞こえ、「は~い」と返事をした私。3人のおばあちゃんたちとのご近所づきあいは、まだまだ続きそうです。
突然家にやって来て、「うちの孫、国立の医学部行ってる」と自慢された私。「有名企業に勤めてる」だの、「役所にいる」だのと、お孫さんが華麗な経歴をお持ちだと、おばあちゃんもついつい自慢したくなってしまうんですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。