鼻の下を伸ばす娘の仕草が気になってネットで調べてみると小児チックという言葉を見つけました。さらに調べると、ADHDの症状のほとんどが娘に当てはまっていたのです。
ADHDだったら何か問題でもあるの?嫌なの?って聞かれたら、そうではないんです。
正直、うちの娘が左利きである事も、俗にいう変わり者である事も、彼女の個性だと思っています。
そういう娘のユニークなところが大好きで、仮に彼女にADHDと診断がついたところでビックリもしないし、ネガティブな感情は一つも無いんです。
それでもこのワードを無視できなかった理由は公文でした。
娘は公文式をやっていて、毎日宿題をします。
段々と難しくなってきて、宿題をするのが本人も私も段々と困難になってきたんです。
枚数を減らせばさっと終わらせる事ができるんですが、問題を解く力と一緒に集中力もつけていかなくてはならないと、毎回決まった枚数を繰り返しやらなければならない。
これが娘には相当な苦痛なんです。
宿題を嫌がる嫌がり方もかなりなもので、私が「そんなに嫌なら公文はもう辞めようよ」と言っても、公文を辞めるのは嫌、でも宿題をやるのも嫌、これの繰り返し。
問題がわからないわけではないので、やる気スイッチが入れば10~15分くらいで終わらせてしまうんですが、
同じ問題でもスイッチが入らなければ3時間以上かけて一枚も終わらない事も…
算数は同じ事の繰り返しが、国語は長文を読む事がどうやら嫌いな様子。
まぁ確かに面倒くさいし。
でも続けていくためにはそれなりに集中力をつけていく事も大切なんだろうとも思うし。
もちろんこれは宿題だけではなくて、おもちゃの片付けなんかも大っ嫌い。
遊び終わったおもちゃは片付けてから次のおもちゃを出そうと約束しても、全部のおもちゃとおもちゃ以外のものまでごちゃ混ぜにして遊ぶ娘。
10分もあれば、おもちゃ、本、パズルのピース、洗濯バサミなどなどがリビング一面に足の踏み場もないくらいに散らかります。
当然片付けも大変。
以前はおもちゃのセットごとに分けて片付けをしていましたが、それでは難易度が高いので、硬いおもちゃは青い箱、柔らかいおもちゃは赤い箱と、子供たちが片付けやすいように工夫してみてもダメ。
「片付け大っ嫌い!片付けようって言わないで!片付けようって言うからママは大っ嫌い!!」
とか
「片付け難しいからできない!ダディーに片付けてもらうからいい!」とか。
とにかくちょっと頑張らないとできない面倒な事は大っ嫌いで、すぐに理不尽にブチ切れ、泣いて癇癪を起こす娘。
これはただのワガママ?それとも何かの障害?ワガママなら、きちんとしつけをしてあげないとこの先この子が苦しむ事になる。
でも障害のせいで集中力や根気ののいる作業を困難と感じる度合いが高いんだとしたら
アプローチを変えてあげないと、この子に多大なストレスとダメージを与えてしまうかもしれない。
そもそもこのまま公文を続けて大丈夫なんだろうか。
どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。
≪次回へつづく≫