[7]育児をしない夫|妻と子どもが見えていない夫の興味はゲームだけ。何も期待しなくなった妻。

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前回のお話

娘ツバサちゃんが生まれても全く興味を示さない夫カズキさん。妻こずえさんは父親の自覚を芽生えさせるためにカズキさんにオムツ交換や抱っこをしてみないか言ってみますが全て断られてしまいました。カズキさんにツバサちゃんのお世話を少しずつ任せてみようと思ったこずえさんはカズキさんにおもりを頼んで洗濯物を干しに行くと、すぐにカズキさんから「こずえーっっ!ツバサが呼んでるー!!」と声が聞こえてきました。家の中に入ると泣き声が聞こえて急いでリビングに向かうとツバサちゃんがおでこにケガをしてしまっていました。カズキさんに理由を聞いても「知らない」とスマホに夢中。「どうしてそんな無関心でいられるの?泣いてるんだよ!?」とカズキさんに聞いても返ってきたのは「だったら俺に頼むのが間違いなんじゃない?」という冷たい言葉でした。数年後ツバサちゃんが保育園に通いだしても、カズキさんにさんが家族に興味を持つことはありませんでした。

1話目から読む

「何も期待しない」お金を入れてくれるだけの存在

夫は当然のように参加を断ったツバサの運動会があった週末、私は娘ツバサを連れて実家に帰る事にしました。夫カズキに「今日は実家に泊まりに行ってくるね」と伝えてみるも「分かった」とだけ言われやはり無関心。実家に着くと父と母が温かく迎えてくれました。

ツバサもおじいちゃんとおばあちゃんにたくさん遊んでもらい大満足。「またおじいちゃんとおばあちゃんのお家に行きたいな~」とルンルン気分でした。私自身も実家に帰って気分転換になり、気持ちが少し楽になりました。私はツバサに「うん、そうだね。行こう!と返事をしました。家について玄関で「ただいま~」と言っても無反応。

ツバサが「パパいないのかな~?」と少し寂しそうに聞いてきたので私は「そうだね・・・お部屋でゲームしてるのかも。・・・ママと一緒にお風呂入ってその後はブロックで遊ぼうか!」と言いました。

帰宅して4時間後、カズキがゲームを中断して下に降りてきました。カズキは私に「あれ?帰ってたの?」と聞くのでモヤモヤした気持ちで「うん」と答えました。そして「私たちもう寝るね。ツバサ、パパにお休みしよー」と言って床に就きました。

カズキにはもう何も期待しない。お金を入れてくれるだけでもありがたいのかな・・・と思うようになりました。

ツバサちゃん、おじいちゃんとおばあちゃんの家で楽しく過ごせたみたいでよかったです。こずえさんの中でも気持ちの変化があったようですね。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ

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