[6]育児をしない夫|家族よりスマホとゲームが最優先。夫から返ってきたのは冷たい言葉

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前回のお話

娘ツバサちゃんが生まれても全く興味を示さない夫カズキさん。妻こずえさんは父親の自覚を芽生えさせるためにカズキさんにオムツ交換や抱っこをしてみないか言ってみますが全て断られてしまいました。パパってこんな感じなのかなと思っていたこずえさんでしたがパパママ教室に行った際に他のパパさんはみんな育児に積極的だということを知りました。家に帰って「子どもに興味を持ってほしい」とカズキさんに伝えるもその思いは届きませんでした。こずえさんは少しずつカズキさんに任せてみようと決め、カズキさんにツバサちゃんのお世話を任せるとすぐに「こずえーっっ!ツバサが呼んでるー!!」と大きな声が聞こえてきました。家事を中断してこずえさんがリビングに戻るとツバサちゃんがケガをして泣いていました。こずえさんがツバサちゃんに何があったのかカズキさんに聞いても「え??知らなーい。どっかでぶつけたんじゃない?」とスマホに夢中でツバサちゃんに興味がなさそうな様子でした。

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「行っても意味ない」子どもの運動会より睡眠を優先する夫

娘ツバサがケガしてもスマホに夢中で全く気にしない夫カズキ。私はイライラを抑えて「どうしてそんな無関心でいられるの?泣いてるんだよ!?」と聞くと返ってきたのは「だったら俺に頼むのが間違いなんじゃない?」という冷たい言葉。私はまさかの返事に「えっ・・・!?」と固まってしまいました。

カズキは逃げるように「もう、いい?ゲームの集まりあるから。今日は外で夜食べて来るから。」と言い、その場を立ち去りました。

時は経ち数年後、保育園で運動会が開かれることになりました。私はカズキに「今日ツバサの運動会だけど本当に行かないの?」と再確認すると「家で寝てるわ」と即答。「子どもの成長・・・楽しみじゃないの?」と聞くと「行っても意味なくね?」と返ってきました。

保育園での運動会はみんな家族連れでパパとママ達が楽しそうに応援していました。私は心の中で「いいな・・・」と子どもの成長を一緒に楽しめる関係が羨ましくてたまりませんでした。

心のどこかで家族を気にかけてくれていると思っていましたが、カズキはこの先も変わらないのかもしれないと今回の件で思うようになりました。

こずえさんとツバサちゃんの気持ちを考えると胸が苦しくなります。夫婦で子どもの成長を一緒に楽しみたいですよね。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ

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