小学生の時にどうしてあそこまでいじめられていたのか私にはわかりません。
突然、無視をされ、悪口を言われ・・・小学生時代は地獄でした。
中学校からの生活は小学校の時とは違い新しい友人との学校生活が始まりました。
それでも、いつ、同じようにいじめられるかわからない・・そんな気持ちは常にありました。
私は小学生の時に母を悲しませたくないという理由で、いじめられていることをずっと隠していました。学校に行きたくない。お腹がいたいと話して学校を休んでいました。そのうち、母も何かがおかしいと気づき、いじめられてることを話したのです。
その時、母は気づかなくてごめん。辛かったね。と泣いていました。
そして息子が産まれ、子育てをしていくうちに気づいたのです。子どもが話してくれない方が悲しいことに。子どもが一人で悩んでいる方が悲しいことに。
一緒に悩んで、一緒に解決する方法を見つけたかった・・きっと私の母もそう思ったのでしょう。いじめを知ってからは母は学校に連絡し学校とも話してくれました。
私が学校には行きたくないという気持ちを尊重してくれ中学校受験を勧めてくれたのでした。
【3】へ続きます。
「私をいじめたあの子が母になっていた」は毎週月・金曜日に更新します。
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※ストーリーは実話を元に編集しております。
実在の人物や団体等とは関係ありません。
[本文]ママ広場編集部
[イラスト]dechi