イジメに負けなかった小2の私


テレビや新聞で紹介されるほどになったまるさんに、自分を恩師だと紹介して欲しいと厚かましいことを言った性根先生。まるさんが恩師は別の先生だとキッパリ言い返すと、あからさまに驚いて[なんでよ!?]と言えてしまう強メンタルです。

「あの時、転校せずに私の元で学べていれば・・・」と、まるさんにとっては嫌な思い出が多く残る小学2年生の頃を蒸し返した性根先生。校長先生やPTA、他の保護者の方々にも問題を認められて担任を外されたにもかかわらず、何を言い出すのかと思いきや。

「あなたは今より飛躍できてたはずよ!間違いないわ!」大問題を起こした人の発言とは思えないほ自分の教育方法に確信を持って言い放った性根先生です。

怒り心頭のまるさんをそばでなだめ、寄り添って一緒に聞いてくれていた友人のよーちゃんが、たまらず「先生。わざわざまるちゃんを探しに今日来たんですか?」と、冷静に、怒りを抑えた様子で言いました。

よーちゃんの言葉を受け、ケロリと笑顔で「え?私は毎年、成人式には来てるの。教え子に会いに。」と答えた性根先生です。

まるさんとよーちゃんは絶句しました。心の中では2人とも「気持ち悪っ!!」と同じ気持ちでしたが。

「性根先生」何かを言いかけたまるさんに、性根先生は「あ、私今はね」と言葉を遮って伝えたのは

「離婚して性根じゃなくて様見呂(ザマミロ)なの。」という清々しくさえ聞こえる内容でした。

さらに様見呂先生は「今は底辺小学校にいるのよー。紹介する時、覚えておいて?」とまたまるさんに媚びるような笑顔で厚かましいことを言いました。離婚やどの小学校で勤務しているかよりも、まるさんはまだ様見呂先生が教師であることに心底驚きました。
苗字が変わったからなのかはわかりませんが、大問題を起こして担任を外されたにもかかわらず、まだ教師を続けていられたのは驚きですね。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
ご自身の教育方法に揺るぎない自信を見せ、イジメていたことを認めた相手であるまるさんに恩師として紹介して欲しいと言えてしまう先生に驚きです。