イジメに負けなかった小2の私[78]


まるさんに嫌がらせをし続けた事実を突きつけられても全く認めず、それどころかまるさんやまるさんのお母さんに悪態をついていた担任の性根先生でしたが、「娘をいじめた理由は何ですか?」と直球で詰め寄られ、ついに本音を露わにしました。

性根先生は「私はねぇ!子どもの頃、背が低くてチビだチビだといじめられました!」と、突然自分の子どもの頃のことを話しを始め、

「髪も伸ばすなって言われて従いました。先生の言うことは絶対でしたからね?私の娘も左利きでしたが、ちゃんと右利きに矯正しました!」と自分がどれほど我慢や努力をしたかを熱く語ります。

そして「全て!先生の言う通りにしました。それが生徒ってもんでしょう」と偏見にまみれた自分の価値観を口にした性根先生。

「ところがなんです?まるさんは・・書き順が違う?はぁ?」と、自分の考える生徒像とは違うまるさんへの不満を漏らします。2年生新学期。板書していた先生にまるさんから書き順の指摘をされたことが「生意気」と目をつけて嫌がらせを始めたきっかけだったようです。

続けて「全てにおいて反抗してきて全くかわいくない。間違っている。だから正したまでです」と自分の考えが正しいと主張し、

「だから感謝はされても、文句を言われる筋合いはない!」とものすごい剣幕でまくし立てました。

理解に苦しむ性根先生の主張を聞いたお母さんは「こいつは・・何を言っている?」と唖然とします。
小学生の担任ならば、自分の過ちは認めて謝ると指導する場面もあるかと思いますが、性根先生は教師である自分が児童から間違いを指摘されたことがよほど許せなかったようですね。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
本当に・・この先生は何を言っているのでしょうか・・。