イジメに負けなかった小2の私[76]


担任の先生が大切な娘をことあるごとにいじめ、給食のご飯に石けん水を入れて食べさせたにもかかわらず事実を認めないどころか娘を嘘つき呼ばわり。そんな状態なのに今後は気をつけてくださいね、で済む訳がないし、許してくださいと言われても許せるわけがないと怒りを露わにしたまるさんのお母さん。

お母さんの剣幕に「性根先生っ!はやく謝罪して!」と慌てて校長先生が再度謝罪を促すも、性根先生は「私は悪くありませんっっ」の一点張り。

すると、性根先生は「そもそも!教師が親、児童に謝るなんて・・おかしいことこの上ない!」と謎理論を持ち出してお母さんに反論しました。

性根先生には話が通じないと悟ったお母さんは「・・そうですか」と言って大きな溜息をつき、

静かに話し始めました。「教師って職業は、ただ勉強が出来るだけで賢い人がなるワケじゃないんだなーって・・」

「性根先生で学びましたわ」とにっこり笑い、「ありがとうございます」と怒りを滲ませながら嫌味たっぷりに感謝の言葉を伝えたお母さん。

性根先生はお母さんの嫌味にカッとなります。

頭に血がのぼっている性根先生は「こんな親だからっ!子どもがあんな生意気になるのよ!あなたの子育ては失敗!恥ずかしいと思いなさい!」と感情的になってお母さんを罵倒し始めました。

「人のアラばかり探して自分を正当化して楽しいですか?あ~っさもしい人」性根先生は自分のことを棚に上げお母さんに批判の言葉を浴びせます。
担任の先生から嫌がらせを受けても毅然とした態度で抗議し続けているまるさんですが、性根先生にとっては生意気としか感じられないようで悲しいですね。自分のひどい行いを認めない上にまるさんが嘘つきだとか、娘のために抗議するお母さんに子育て失敗だとか言い、教師だから児童に謝るのがおかしいと言い切ってしまう性根先生とはいくら話し合っても平行線だととうとうまるさんのお母さんも溜息をついてしまいましたね。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
お母さんの指摘が的確すぎて反論の余地が無い性根先生が悔し紛れに逆ギレしているようにしか見えませんね。