[45]「何か文句ある?」高圧的な担任の言葉に思わずたじろぐ。イジメに負けなかった小2の私|まるの育児絵日記

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前回のお話

懇談会でまるさんのお母さんにこてんぱんにやられた性根先生は、懇談会の後、「髪を切れ」と言うことも、給食を無理やり食べさせることもなく、まるさんに平和な日々がやって来たのでした。でも、もう少しで夏休みという時、性根先生に突然呼び出され、まるさんが描いた絵と賞状を「先生すっかり忘れてて。絵と賞状持って帰って」そう、してやったりの表情で言いながら渡されたまるさんは、本当なら教室に掲示されるのに、と思いつつ、「絶っっ対わざとだ!!」と思い当たったのでした。

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イジメに負けなかった小2の私[45]

賞をとったまるさんの絵を「わざと」飾らなかった性根先生。

「・・・っ」その事実に気づいたまるさんに、こみ上げる怒り。まるさんは性根先生をにらみつけるかのように見上げました。

すると、「何?なんか文句あるの?」と開き直ったのか恐ろしい表情で性根先生がそう言いました。

まるさんは、「私の絵もっ!飾ってほしかったですっっ!!」素直に自分の気持ちを伝えるまるさんに、「・・・」言葉を失う性根先生。

そして、「ハァ・・ほんっとに・・一人っ子は自分自分・。自分勝手。自分がほめられることばっかり。」とうんざりするように言い出した性根先生。

さらに、「賞をとれなかった子の気持ちも考えなさい!自分が目立つことばかり考えて、本当いやらしい!」とまるさんに対して言いたい放題。

そして、「ったく・・!」とイライラしながら、まるさんの前から立ち去って行きました。

性根先生がわざと絵を飾らなかったにも関わらず、自分自身を正当化して立ち去って行ったことに愕然としたまるさんは、「いやいや!賞をとったら!私に限らずクラスに飾るのが決まりだろうがよ!!」
こみ上げる怒りを抑えることができませんでした。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
はぁ!?一人っ子だから!?性根先生はどうしてここまでまるさんに冷たくあたるのでしょうか。

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