イジメに負けなかった小2の私[46]


家に帰って一人で留守番しながら、「忘れてた」と性根先生に言われ、教室に飾られることなく手元に届いた絵を眺めながら考え込むまるさん。

この時まるさんは、「大好きな絵で賞をとって、うれしくないなんてことあるんや・・」と思っていたのでした。

でも、「ま!夏休みになったら先生に会わなくていいし!プール毎日楽しみー!」と基本前向き(お気楽?)なまるさんは、前向きに捉え、夏休みはほぼ毎日ある学校のプール開放にワクワクしていました。

そして夏休みも終わったころ、お休みをしっかり満喫したまるさんは、日焼けしやすいこともあり、全身キレイに真っ黒に!

「まるちゃん焼けたなー!」と声をかけるよーちゃんに、「海3回行ったらメッチャ皮むけたー!」と言い大盛り上がり!

教室の中で楽しそうにはしゃぐまるさんを、無言でじっと見つめる性根先生は、

教壇に立ったかと思うと、「はいっ!みなさん今から・・」と手を叩いて話しはじめました。

すると、「班ごとに『肌の黒さチェック』して。一番黒かった人前に出て」性根先生の言葉に、「一体何をーー?」と訳がわからなくなったまるさんでした。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
性根先生、確実に日焼けしたまるさんを見てましたよね?何をしようとしているのでしょうか。