[22]生徒を問題児扱いして自分の意地悪を正当化する先生。イジメに負けなかった小2の私|まるの育児絵日記

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前回のお話

小2の頃、担任の先生からいじめられていたまるさん。先生からのいじめを校長先生に報告しに行ったまるさんは、先生に邪魔されながらもなんとか「性根先生に毎日むりやり給食を食べさせられて辛いです!」とはっきり伝えることができました。しかしその直後、先生は「普段から協調性に欠けていて、アレルギーもないのに『食べたくない』とわがままを言う」と、まるでまるさんが悪いかのように事実とは異なる説明を校長先生に話し始めました。

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私をいじめたのはまさかの担任でした。[22]

校長先生に対して嘘の言い分を並べる性根先生。

すると校長先生は性根先生の嘘の説明を信じたのか、「卵さんー。給食は栄養のバランスもしっかり考えて作られてるんや。そんなワガママ言ったら給食のおばちゃんも悲しむで?」とまるさんをたしなめます。自分の必死の訴えを信じてもらえずショックを受けたまるさんは「違うっっ!!」と心の中で叫びますが、言葉には出せません。

さらに校長先生は「好き嫌いせず食べんと。背、伸びひんぞ?」と性根先生と同じようなことを言います。

校長先生の対応に「違うのに・・・」とショックを受けたまるさん。「私、昨日までお腹壊して休んでて。お母さんが今日は牛乳飲ませないでって連絡帳に書いてくれたのに、先生が飲みなさいって無理やり・・・」と話しているうちに涙があふれてきました。

まるさんの言葉と涙を見て校長先生の顔色が変わりました。それを見た性根先生は焦ります。

すぐさま「ちょっとここの親、過保護で。朝から彼女の様子見てましたが問題なく元気でした。そもそも牛乳飲んでお腹壊すほどなら、学校休むと思いません?」と校長先生に訴えます。

そして、「彼女の性格からして、親にそう書いてもらえば牛乳飲まなくてすむ。っていう『悪知恵』なんです」と校長先生に耳打ちしました。

涙ながらに性根先生の酷い行為を訴えるまるさんと、まるさんを悪知恵の働くわがままな子だと主張し自分の行為を正当化する性根先生。食い違う2人の言い分に校長先生は困惑します。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
校長先生、性根先生の言葉に騙されないでくださいー!

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