[2]夫の姉がワガママすぎる|「別にほっといていいじゃない」寝かしつけに親は不要と我が子優先で言い放つ

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前回のお話

ある日曜日の昼下がり。生後6ヶ月の長男たっくんがウトウトしはじめて寝かしつけようとしていると、夫ヒロキさんに義姉チエさんから『子どもたちが赤ちゃん見たいって言うから行く』とメッセージが入りました。今お昼寝しないと夜が大変なことがわかっている妻マリコさんは断って欲しいとお願いしましたが、姉にハッキリ言えないヒロキさんに従い、チエさんと3人の小学生の子どもたちを迎えることになってしまいました。ワイワイ賑やかな子どもたちは、赤ちゃんを構いたくて仕方がありません。乱暴にたっくんを抱っこしようとする子どもたちに気が気ではないマリコさんが「気をつけて、優しく」などと言っても全く気にしない子どもたちは「大丈夫だよ、ね、お母さん?」とチエさんに同意を求めるのでした。

「神経質に育てると可哀想!」神経質にならざるを得ない無神経な義姉のセリフ

ある日、たっくんのお昼寝の時間に差し掛かった頃、ヒロキ宛に届いたチエさんからのメッセージ。「子どもたちが赤ちゃん見たいって言うから今から行くね」と一方的に言われ、「断れないかな?」とたっくんのことを思って言うも、ヒロキは断る方が面倒くさいと思っている様子で、「俺がドライブ連れてって寝かしてやるから!」と言い、結局チエさんと子どもたちを受け入れることに。家にやって来るなりたっくんを囲んで抱っこしたり触ったりと私はハラハラしっぱなし!子どもたちに「優しくね・・」と言うと、「大丈夫だよ~!ねぇお母さん~!?」とチエさんに声をかける子どもたち。

「マサキとホノカはリコの世話してたから、赤ちゃんには慣れてるし大丈夫!」と言うチエさん。さらに、「それより、マリコさん、あんまり神経質に育てない方がいいと思うよ~?」と言う横で、「リコが抱っこするーっ!」「たっくんにミルクあげるー!」とたっくんのを引っ張り合う子どもたち。

見かねて「あら~、たっくんもうお昼寝の時間だし眠たいみたい!ちょっと向こうの部屋で寝かせてくるね・・」そう言ってたっくんを抱き上げようとすると、「別にほっといていいじゃない」とチエさんの声が。

「赤ちゃんなんて、本当に眠くなったら、周りが騒がしくても勝手に寝るじゃない。うちの子達だって、もっとたっくんと遊びたがってるしさ!」とため息をつきながら言うチエさんの言葉に、「たっくん『と』じゃなくて、たっくん『で』遊びたいんでしょ・・!?」と心の中で毒づく私。

たっくんの周りをどたばたと駆け回る子ども達を見て「こわいこわいこわい」と血の気が引く私に、「も~、マリコさんそんな顔して!だから~、神経質に育てるとたっくんが可哀想よ!」と笑いながらチエさんにそう言われ、「だって黙って見てたら何されるか・・」と思っていると、どんっ!!とリコちゃんの足がたっくんにあたって・・!!

こんな時こそ、「ヒロキ助けてよ・・」そう思ってヒロキの方を見ると、「そーそー姉ちゃん見ろよコレ。こないださー」「なになに」と楽しそうにチエさんと話しているのを見て、「拓也が寝ないならドライブ連れてってやるからさ・・」と言っていた、あの約束どこいったのよ!そう思いながら怒りがこみ上げるのでした。

「上の二人の子ども達は末っ子リコちゃんのお世話してたから大丈夫!」と言うチエさんに、あまり神経質に育てない方がいいと思うよ~」と言われたマリコさんは、チエさんの子ども達がたっくんに触ったりするのを見て複雑な心境に。もうお昼寝の時間と、たっくんを抱き上げようとするも、「別にほっといていいじゃない。うちの子達だってもっと遊びたがってるし」とチエさんが言い出し、「たっくん『で』遊びたいんでしょ!?」とチエさんの言葉でやりたい放題の子ども達。「ヒロキ助けてよ・・」と思いヒロキさんを見ると、チエさんと楽しそうに話していて、「拓也が寝ないならドライブ連れてってやるからさ」と言っていた「あの約束どこいったのよ」と怒りがこみあげました。

勝手な願望から「子ども達をたっくんと遊ばせてあげたい」と言い出したチエさん。その被害を被ったたっくんとマリコさんはたまったものではありませんよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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