【ゆっくり歩いて】旅行中ワンオペ。抱っこと荷物で限界の私への夫の言葉。|義家族旅行が嫌すぎる[6]ママ広場マンガ

前回のお話

宿泊先の旅館に到着、広々とした大部屋で早速はしゃぎだす義母、そして義父と夫コウタも・・。早々に温泉に入り浴衣に着替えた3人は食事で当然のようにお酒を飲んでますますテンションが上がり・・コウタにアオのお世話は頼めないと絶望的な気分に(汗)。勝手に盛り上がるデリカシーのない家族にお口あんぐり・・酔っ払ってそのまま寝てしまったコウタを見つつ、温泉旅行なのに温泉にも入れず、トイレで授乳する状況にため息しか出ませんでした。

[6]義家族旅行が嫌すぎる|ママ広場オリジナルマンガ






地獄のような夜を過ごし2日目が始まりました。
今日は、おじの浩二さんとおばのさよさんと初めて会う日、疲れ切ってはいたけれどちゃんとご挨拶しなければ!

さよ「かなこさん?はじめまして~」
かなこ「はじめまして。」
頭を下げてご挨拶しつつ、さよさんはとても物腰の柔らかな人だなあという印象を受けました。

義母「さっ!いろいろ予定しているのよ!行きましょうか~!」
今日も元気な義母の声が響き渡ります。

そして観光地の賑やかな街並みへ・・
義母「あら~賑わってるわね」

義母を先頭にみんなすたすたと歩いて行ってしまうけれど、アオを抱いて人混みを歩くのは時間がかかり・・追いつけないと思い声を掛けました。
かなこ「ごめんなさい。ちょっとここで休憩してますー」

でも・・
義母「えー!何言ってるの!せっかくだから早く来て見なさい~!」
と義母に言われ、「えー・・」と思いながら後ろをついて歩いていたのですが、誰も歩幅を狭めることもなく、どんどん進み私との差は開くばかりで・・追いつこうとするのもさすがに疲れてきたなと思い、コウタに抱っこを代わってもらおうとしたところ・・

夫「大丈夫ー?ゆっくり歩いて来なよ~」
はっ・・??ゆっくり歩いて来いとか言う前にお前がアオを抱っこしに来いや~っ!!

アオ「ふ、ふえっ・・ふえーん・・ふえーん・・ふえーん!」
私の怒りが伝わってしまったのか抱っこしていたアオが泣き出してしまいました・・

かなこ「あ、ごめんね~・・お腹すいた?よしよし・・」
アオをあやしつつ、頭に浮かんだのは、アオが小さくて大変だから今回の旅行は・・と話した際にコウタが言い放った自信満々の言葉でした・・。
コウタ「大丈夫大丈夫!俺もサポートするし!」

大丈夫!サポートすると言っていたコウタはどこに行ってしまったのか・・どうしてそんな口だけの言葉を信じてしまったのか・・どうしてアオと私はこんな思いをしてここにいるのか・・。
アオの泣き声を聞きながらどんどん離れていく義家族たちの背中を見ていたら、涙が・・慌てて「泣いちゃダメ、泣いちゃダメ・・」と必死に涙を止めたのでした・・。

[7]へ続きます。

ママ広場オリジナルマンガ「義家族旅行が嫌すぎる」は毎日更新します。明日もお楽しみに!
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脚本・編集 ママ広場編集部  作画 dechi
※この物語はフィクションです。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。

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