ある日のこと、仕事が終わって家に着くと同時になるメールの着信音、義母に「ご飯はどうする?」とたずねられた美月さん、今回は辞退して早速お風呂へ!お風呂上がりにビールを飲もうとキッチンに行くと・・ギャアアアアッ!!目の前に・・義母が!!ご主人にご飯を持って行ってと言われたという義母、別の日には美月さんが注文した下着の宅配便を受け取ってくれたのはありがたいのですが、勝手に開けて感想まで・・(汗)は?気持ち悪いんですけど!!と怒り心頭の美月さんでした・・
嘘から始まる敷地内同居[5]話が違う・・義母とご近所さんの立ち話
ある日、庭で洗濯物を干していた時のこと、
義母の声が聞こえてきました。
どうやらご近所さんと話しているようだったのですが・・
「あら!タクヤくん、こっちに戻って来たの~?」
「そうなのよぉ!お嫁さんも一緒にね~」
洗濯物を干しながら、何気なく聞いていたのですが、
「あら、いいわね~!じゃあ、お孫ちゃんももうすぐ?」
「それがねぇ・・タクヤには早くって言ってるんだけど・・お嫁さんが働いているから・・」
なんだか気になる話題になってきたと思ったら・・
「まあ、いずれは辞めてもらう予定だけどね~」
とお義母さんが言っている声が聞こえて、さらに・・
「そうなるわよね、じゃあ、孫のお世話も、これから楽しみじゃない~」
「そうそう~」
ご近所さんと楽しそうに話しているのはいいのですが、
仕事を辞めてもらう??
孫の世話!?
お義母さんは・・一体・・どういうつもりで・・?
その夜、タクヤが帰って来た時に聞いてみました。
「ねえ、ここに住むのは3年くらいなんだよね?」
「ん?そうだよ」
スマホを見ながら軽い感じで答えるタクヤに、念のため確認しました。
「お義母さん達に、ずっと住むって言ってないよね?」
「えっ?」
さっきまでの態度と違い、焦り始めるタクヤに、お義母さんとご近所さんが話していたことを伝えました。
「・・お義母さんが、近所の人にそう言ってたのを聞いたんだけど・・?」
「なっ・・なんだそれ・・ただの世間話だろ?気にするなよ!」
タクヤはそう言うものの・・
気にするなと言われても、自分達のことを好き勝手に言われて・・気にならないわけがありません・・
[6]に続きます。
「嘘から始まる敷地内同居」は毎日更新します。お楽しみに!
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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本・編集]ママ広場編集部 [作画]dechi