[14]夫は義母の言いなりです|二度と妻に黙って義母の言う事を聞かないと証明して。断りの電話を夫に要求。

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前回のお話

結婚式の準備中、夫の良太さんが妻の優子さんに内緒で義母の要望を受け入れ勝手にプラン変更していたことが発覚。優子さんに問い詰められた良太さんは「母さんの言うこと聞かないと結婚は反対だから別れなさいって・・。優子との結婚が無くなると思ったら焦っちゃって・・」としゅんとしながら答えました。今にも泣きそうな表情で「別れるのはイヤだったから・・」と言う良太さんに優子さんはホロリ。しかし、すぐに「ん?待って?」と思い直します。「良太は、結婚に反対されたら私と別れるつもりだったの?」と疑問をぶつけると、「あっ」と言って黙ってしまう良太さん。良太さんの反応を見て優子さんは「別れるつもりだったんだ・・」とショックを受けます。

1話目から読む

このまま結婚してもいいのかな。夫の頼りなさに迷いが出てくる

言うことを聞かないなら結婚は反対だから別れなさいと母親に言われ、別れたくないから母親の言うことを聞いたと話した良太。その言葉に一瞬喜んだけれど、よく考えたらそれって母親に結婚を反対されたら私と別れるつもりだったってことだよね・・?疑問をぶつけてみると、否定することなく言葉に詰まってしまう良太。「別れるつもりだったんだ・・」私は大きなショックを受けました。

「・・・・。ごめん。ちょっと・・時間ちょうだい」私は俯いたまま良太にそう言うと、「このまま結婚してもいいのかな・・」と考え始めました。

すると、ショックを受ける私に「あの・・違うよ。優子と別れるつもりはないよ」と良太は言ってくれましたが、「ただ、もう結婚はムリって言われそうだったから・・。ぼくは母さんを止められないから・・」と諦めたように言うので「止められないって・・結婚しても同じようなことが起きるよ?どうするつもりだったの?」と強い口調で尋ねました。

「結婚したらさすがに別れろとは言ってこないかなって思って」と楽観的なことを言う良太に「お義母さんだったら言うでしょ?」とすかさず突っ込む私。すると「ぼく、ちゃんと守るから・・」と意気込む良太ですが、これまでのことを振り返って「その言葉、全く信用できないんだけど?」と真顔で言いました。

私に信用できないと言われた良太は、自分でも自信がないのか黙ってしまいました。私は良太の目を真っすぐ見て、「これから、私に黙ってお義母さんの言う事聞かないって約束できる?」と聞きました。キリッとした顔で「うん」と即答した良太に「ホントに?」と念押し。それでも「うん」と答えた良太に「約束破って同じことしたらどうするつもり?」と聞くと、「そんなこと絶対ないから!」と力強く叫んだ良太。

良太の決意を聞き「・・わかった」と私が言うと、パァァァっと一気に良太の表情が明るくなりました。ここで私はすかさず「じゃ、それを証明してみせて」とにっこり笑顔を浮かべながら言いました。「え?」と驚く良太に「今すぐ電話して断って」と畳みかける私。それでもまだ「え??」と言って動揺している良太に「はーやーくーー!!」と大きな声で言いました。

母親に結婚を反対されたら良太さんが自分と別れるつもりだったのだと思った優子さんはショックを隠し切れず「ごめん。ちょっと時間ちょうだい」と言い、「このまま結婚してもいいのかな」と結婚に迷いが出てきた優子さん。良太さんは「優子と別れるつもりはないよ」と言ってくれましたが、「ぼくは母さんを止められないから・・」と頼りない言葉。最初から諦めモードの良太さんに「結婚しても同じようなことが起きるよ?どうするつもりだったの?」と優子さんが厳しく追及すると「結婚したらさすがに別れろとは言ってこないかなって」と楽観的な良太さん。「ぼく、ちゃんと守るから」と意気込みを見せる良太さんの言葉を全く信用できない優子さんは「これから私に黙ってお義母さんの言う事聞かないって約束できる?」と確認し、「うん」と力強く答えた良太さんに「じゃ、それを証明してみせて」と言って、今すぐに義母に電話をしてプラン変更の件を断るように良太さんに詰め寄りました。

良太さんも口だけなら何とでも言えますもんね。ここはきっちりと行動で示してもらいたいものですね!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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