前の話
義母の希望で同室になっていること、コウタさんは義母の希望を優先してかなこさんには「我慢しろ」と言ったことを知った伯母は、何か考えついたようです。
義両親との同室旅行[18]義母が思い出した過去の自分
観光から戻り、部屋に行こうとした義母を伯母が引きとめました。
息子家族と同じ部屋に宿泊していることを確認すると、義母はきょとんとしていました。
義父母と同室のかなこさんが疲れてしまうとハッキリ言われても、かなこさんに聞いたら「大丈夫」と言ったからだと言う義母は、むしろ伯母が何が言いたいのかわからない様子です。
お嫁さんが嫌だと言えるわけがないと伯母が諭そうとしても、義母はかなこさんとは仲が良いのだからそんなことはないと言って聞く耳を持ちません。
すると伯母はこそっと義母の耳元で「忘れちゃったの?」と伝えます。
義母にとっての義理の両親のことを・・・。
その瞬間、義母はハッとしました。
義母が「嫁」の立場だった何十年も前のこと。
実は義母自信も、嫁としてかなりクセの強い義理の両親に悩まされていた時代があったのです。
久しぶりにその時の気持ちを思い出し、義母はなんとも言えない表情になっていきました。
続きます
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲してしています。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:dechi