[50]夫のお金は義母管理|色々ごめん。妻に離婚を切り出されようやく自立の意識を持った夫

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前回のお話

社会人になり結婚してからもお金の管理を母親にまかせている夫のコウタさん。夫・父親になる自覚があまりにもないコウタさんに呆れて実家に帰ったアヤカさんと義母は、ベビー用品を購入する時にも、アヤカさんがしっかり考えて決めた物でも義母が気に入らず揉めてしまいました。母と妻の間で上手く立ち回れないコウタさんに代わり、アヤカさんのお母さんがうまく義母と話をつけてくれました。電話を切ったあとお礼を言うコウタさんにアヤカさんのお母さんが「お金の管理、自分でやるようにしてもいいかなって思うよ」とアドバイスをすると、コウタさんは「考えてみます」と曖昧に返事をしました。それを聞いていたアヤカさんは我慢の限界が来て「いつまで甘えるつもりなの!?」と大激怒。そして「もしずっとお義母さんがするっていうなら私はもうコウタと暮らしていくことはできないから。」と言い残し部屋を出て行ってしまいました。

1話目から読む

夫からの謝罪。夫婦で義実家に向かう。

母親にお金の管理を任せきりで、当事者意識をしっかり持ってほしいと言われても曖昧な態度しか示さず、母親と妻の間でオロオロしてばかりのコウタさんに、アヤカさんはとうとう「このままでは一緒に暮らせない」と宣言しました。その夜、アヤカさんに電話したコウタさん。「アヤカ・・・色々ごめん。ちゃんとするから今度一緒に母さんの所に行ってほしいんだ・・・」と言いました。

その言葉を聞いてアヤカさんは「どういう意味かわかってる?」と再確認するとコウタさんは「うん。」と返事をしました。

そしてアヤカさんは一緒に義母に会いに行くことを承諾しました。

後日、2人で義実家に向かいました。

そして貯金額を知りたいことをコウタさんから義母に説明しました。

いきなり貯金額が知りたいとコウタさんから言われた義母は「なによ。急に貯金額が知りたいって・・・アヤカさんが言い出したんでしょ。今までそんなこと言った事なかったじゃない。」と一気に不機嫌になりました。

「全然懲りてないのね。」とアヤカさんに言う義母。するといつもなら流されてしまうコウタさんが「違うよ!アヤカは何も言ってない。」と言いました。

「会社の人に聞いてもみんな自分達でしっかり管理してて僕もしっかりしないとって思ってさ・・・」と説明するコウタさん。横にいるアヤカさんはその話を黙って聞いていました。

自分で管理すると言われムッとした義母は「そんなに私が管理するのがイヤなの?」と言いましたが、コウタさんは落ち着いた様子で「そうじゃない。自分でちゃんとやりたいんだ。」と義母に訴えました。

義母はアヤカさんに言わされてると思っているようですが、ようやく自分で考えて答えを出したコウタさん。気持ちが義母に伝わるといいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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