[36]夫のお金は義母管理|「大学生の時から自分で管理してます」新卒社員の言葉に衝撃を受ける夫

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前回のお話

結婚してもうすぐ子どもも産まれるというのに、自分の給与や貯金の管理を義母に任せっぱなしで何とも思っていない夫コウタさんにモヤモヤが募っていた妻のアヤカさん。夫婦で決めたお金の使い道に義母が口出ししても反論せず受け入れるコウタさんについにアヤカさんが「私たちの生活のことだよ?もう少し当事者意識持ってよ!」と怒りをぶつけますが、コウタさんはアヤカさんがなぜ怒っているのか分からずキョトン。どれだけ言っても理解してくれないコウタさんに悩んだアヤカさんは置手紙を残し一旦実家に帰ることに。アヤカさんが実家に帰ってしまったことを知ったコウタさんは慌てて電話をかけ迎えに行こうとしますが、アヤカさんが怒っている理由をわかっていないコウタさんに「しばらく話しもしたくない。迎えにも来ないで」と言ってアヤカさんは一方的に電話を切りました。コウタさんはアヤカさんの様子を伺うメッセージを何度も送りますが、アヤカさんからは「うん」と素っ気ない返信のみ。アヤカさんが相当怒っていることは分かるものの、理由がわからず途方に暮れるコウタさんでした。

1話目から読む

お金の管理について新卒の後輩に質問したら予想外の返答

妻のアヤカさんが怒って実家に帰ってしまいましたが、なぜ怒っているのか理由がわからないコウタさん。どうしたら機嫌が直るのか考えても分からず落ち込むコウタさんですが、いつも通り会社には行きました。後輩のハルト君と仕事の話しをしていたコウタさんは、何気なくハルト君にある質問をしました。

ハルト君は今年新卒で入社した社員です。「給与とか貯金とかのお金の管理って誰がしてる?」とコウタさんが聞くと、ハルト君は不思議そうな顔をしながらも「自分で管理してますけど・・」と当然といった感じで答えました。予想外のハルト君の返答に内心驚きつつ「へー・・いつから?」と平静を装いつつ質問を重ねるコウタさん。

「大学で1人暮らし始めた時ですね。でも完全にってのは社会人になってからです!入社した時に保険料とか車の維持費とかも『これから自分でやりくりしなさい』って全部の通帳を渡されましたー」と話すハルト君。「ふーん・・」と平静を装うコウタさんですが、自分よりも何年も年下のハルトくんが自分でお金の管理をしていると聞き、内心はかなり動揺しています。

突然の質問に「え?どうしたんですか?」と不思議がるハルト君に、「いや、みんなどうしてるのかなぁって思ってさー・・」と動揺を悟られないように取り繕うコウタさん。すると、ハルト君は「じゃ、みんなにも聞いてみましょう!」と言い出しました。

ハルト君は周りを見回すと、「あっ」と言ってスタスタと先輩社員のかがみさんのところへ歩き出しました。

まさかみんなに聞きに行くとは思っていなかったコウタさんは焦って「ハルト君!!そこまでじゃ・・」と慌てて止めようとしましたが、時すでに遅し・・。ハルト君はもうかがみさんの席に行ってしまっていました。

母親にお金の管理をしてもらっていることに妻のアヤカさんがなぜ怒っているの分からないコウタさんは、ある日会社で新入社員のハルト君に何気なく「給与とか貯金の管理って誰がしてる?」と聞いてみました。すると、ハルト君の返答はコウタさんの予想に反し「大学で1人暮らしを始めた時から自分で管理してます」というものでした。予想外の答えに動揺しつつも平静を装うコウタさんは、「どうしたんですか?」とハルト君に聞かれ「みんなどうしてるのかなぁって思ってさぁ」と答えると、ハルト君は「じゃ、みんなにも聞いてみましょう!」と言って先輩社員のかがみさんに聞きに行ってしまいました。
結婚後も母親にお金の管理をしてもらっていることに何の疑問も持っていなかったコウタさんにとって、ハルト君の答えはかなり衝撃的だったでしょうね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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