[8]娘は義母を選んだ。「もうあなたは必要ない」と告げられ家を出ることに。娘を捨てた私|ママ広場マンガ

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前回のお話

娘リコちゃん、夫コウイチさんと義母の4人で暮らす妻ミサキさん。酷い言葉でリコちゃんから引き離す義母と、そんな義母にすっかり懐いているリコちゃん。こんな状況はもう限界!とコウイチさんに相談するも、「また愚痴?母さんとうまくやってくれよ」と一方的に責められた上に、「我慢できないならお前が出て行け」と言われプツンと何かが切れてしまったミサキさんは、「この家に私はいらないんだね。あなたの気持ちはわかったわ」そう言って静かに立ち上がったのでした。

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娘を捨てた私[8]私ではなく義母を選んだ娘

夫のコウイチさんに「我慢できないならお前が出て行け」と言われ、「この家に私はいらないんだね」と呟いたミサキさんが
「リコ、ママと一緒に暮らさない?」とリコちゃんに言うと、
「は?リコはおばあちゃんがい。おばあちゃん優しいし、なんでも買ってくれるし」
と不機嫌そうに答えました。

「リコはママと会えなくてなってもいい?」ミサキさんの言葉に「うん」と即答するリコちゃん。
「そっか・・ママよりおばあちゃんが好きなのね」ミサキさんが静かに呟くと、
「うん」表情一つ変えずにリコちゃんが答えました。

すると、ミサキさんとリコちゃんのやりとりを聞いていた義母が、
「私からリコちゃんを引き離そうとするなんて、何を考えているのかしら。リコちゃんはあなたより私を選んだのよ。もうあなたは必要ないわ」
とミサキさんに酷い言葉を投げかけました。

部屋に戻り、震える手で鉛筆を持ってリコちゃんに手紙を書くミサキさん。

義母は、
「リコちゃんが学校に行っている間に出ていってちょうだいね。あなたはもう、リコちゃんから必要ないって言われてるんだから」
義母の侮辱にも近い言葉を受けても、ミサキさんは何も口ごたえもせず、
「リコのこと、どうぞよろしくお願いします」
そう言って、深く頭を下げたのでした。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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