前回の話
あゆみさんの作る料理を否定するお義母さん、タダシさんに相談すると「考えすぎじゃない?」とは言ってくれるものの、不安になるあゆみさん。常温で送られてくるお惣菜も気になると伝えると「食べる食べる」と1人でたくさん食べたのですが・・寝る直前になり突然気持ち悪くなりトイレに駆け込むタダシさんを見て、「子どもたちに食べさせなくてよかった」と思うあゆみさん・・
義母の手料理[4]夫の体調不良は義母のせい!義母の料理に怯える子ども達
そして翌朝
「あれ?お父さんは?」
「昨日の夜からお腹の調子が悪いみたいなの」
「おはよう」
「おはよう」
「お父さん、お腹大丈夫?」
「うん、もう大丈夫だよ」
すると、突然みかちゃんが
「ねぇ・・それっておばあちゃんのご飯食べたからじゃない?」
と言い出して・・
「・・・」
「パパだけ食べたじゃん・・昨日・・」
無言になるタダシさんにツッコむみかちゃん、
「・・そうだね」
「私、おばあちゃんのご飯こわいー!食べたくないー」
それを聞いていたゆきちゃんは、おばあちゃんのご飯を怖いと言い出して・・
「そうだと決まったわけじゃないから。そんなこと言わないの!」
とあゆみさんが言ったものの・・
結局タダシさんが回復したのは夕方のことでした・・。
そして後日、
ピンポーン
「はーい」
「おもっ・・またお義母さんから・・」
届いた荷物には前回と同じように健康や料理に関する本とたくさんの手料理が・・(汗)
「うわっ・・またこんなに。本も・・」
「またおばあちゃんから?」
「私・・食べたくない・・」
子ども達の声を聞きつつ、お礼の連絡をするあゆみさん、
「もしもし。荷物ありがとうございます」
「あっ、届いた?」
「そういえば・・この間、タダシが体調崩したって聞いたわよ?あゆみさんがしっかり体調管理をしてくれていたら、タダシの体調を崩さないと思うけど・・」
と突然義母が言い出して・・
「まあ、私の作ったご飯を食べたら元気になると思うから!食べさせてあげて!それから・・子ども達には、ちゃんと本の料理を作ってあげてる?」
「はい、作ってます」
本当は作っていないあゆみさん、義母に嘘をついたのでした。
だって・・毎日・・毎日は難しい・・
「はぁ~・・・子ども達が体調を崩したら、また何か言われるのかな・・」
ため息をつきながら気が重くなるのでした・・。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「義母の手料理」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:ねむりひつじ
ねむりひつじ
2歳boy新米ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。