[14]自己中義母の迷惑サプライズ|孤独で涙が出る。自分勝手な義母たちといるより娘と2人のほうが安心

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前回のお話

義父母からのサプライズで、山奥のホテルに宿泊することになった妻ミサさんと夫のヨシオさんと娘のあかりちゃん。食事は部屋食と義母から聞いて少し楽しみにしていたミサさんですが、義母の予約間違いでレストランで食事をすることになりました。テーブルに飲み物や前菜が運ばれ始めた頃、静かにしていたあかりちゃんが突然泣き出してしまいました。どんどん大きくなる泣き声に義母は「ほらミサさん、泣いちゃったわよぉー」と他人事。ミサさんはあかりちゃんを抱っこしてあやしてみるも泣き止む様子はなく、他の人に迷惑がかかると思い2人で先に部屋に戻ることにしました。義母は「あらそぉ?」という様子で夫も変わるの一言もなく「テイクアウトあるみたいだから、後で持っていく」とだけ言われました。エレベーターを待っている時他の家族や恋人などの楽しそうな声が聞こえてきてミサさんはむなしい気持ちになりました。

1話目から読む

お腹いっぱいごはんを食べてご満悦な義母

部屋に戻って泣くあかりを「遠出して疲れちゃったね。ねんねしよっか・・・」とあやしていると自分まで涙が出てきてしまいました。

正直、自分勝手な義母たちと過ごすよりも、部屋であかりと2人でいる方がずっと落ち着きました。

あかりを抱っこしてユラユラしていると、しばらくして寝てくれました。
食事もできず、ずっと動きっぱなしだったので正直ヘトヘト・・・溜息しか出ません。

やっと座れると思った時、部屋の扉が開くと同時に義母が楽しそうな様子で「そりゃ、私のおすすめのホテルだもの~」と得意そうに言う声が聞こえてきました。あぁ、もう帰って来た。やっと座って休めると思ったのに。

部屋に戻ってきた義母はご機嫌で「美味しかったわねぇ~家族で久しぶりに話せてよかったわぁ。」と話します。『家族で』と聞いた時私はその中には入ってないんだなとあらためて思いました。

そしてスヤスヤと眠るあかりをみて「あらっあかりちゃん寝ちゃったんでちゅねぇ~」と義母はにこにこ笑いました。
私の中では疲れなのかイライラなのか自分でも分からない感情が渦巻き、何も返事はできませんでした。

そしてお弁当を持ちながら「ミサお待たせ!お腹空いたよな?ステーキ弁当テイクアウトしてきた。」とヨシオが戻ってきました。

義父も「ミサさん申し訳なかったね」と謝ってくれ私は「いえ・・・」と返事をしました。

ヨシオは優しさで「俺が抱っこ変わるからゆっくりして。」と言ってくれましたが、私はこの状況を見てどうしてそんな事が言えるんだろ?とモヤモヤしました。

義父母と夫が3人で旅行を満喫している姿を見て、私とあかりは来なくてもよかったんじゃないの?と心底思いました。

孫を構うわけでもなく、ただ旅行を満喫している義母の姿をみたらモヤモヤしてしまいますよね。あかりちゃんのためと準備してくれたみたいですが、とてもそうだとは思えませんよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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