[13]自己中義母の迷惑サプライズ|「聞こえてる?泣いてるわよ」食事も出来ず娘を連れて部屋に戻る私にホッとした様子の義母

アイコンイメージ
前回のお話

義父母から突然のサプライズで、山奥のホテルにやって来た妻ミサさんと夫ヨシオさん。サプライズ大成功と喜ぶ義母に温泉を勧められるも、突然のことで「月のもので入れない」と断ると、「言ってくれたら調整したのに~」と悪気のない義母の言葉に怒りをこらえつつ、部屋に運んでくれるという食事を待っていてもなかなか来ず、義母がフロントに電話すると、間違えて10階のレストランを予約していたと言われ「ごめんなさいね~」と悪びれもせずに謝る義母にミサさんはげんなり。仕方ないしレストランに行こうとヨシオさんが言い、あかりちゃんのオムツを替えてから行くとミサさんが言うも、誰も聞いておらず、とっととレストランに行ってしまいました。

1話目から読む

「ミサさん、泣いてるわよ」レストランでいたたまれない気持ちに

突然、温泉に入ってきてと義母に言われたものの、月のもので入れず、食事を部屋に運んでもらうと聞いて、部屋で待っていたのですが、なかなか運ばれて来ず・・。義母がフロントに確認すると、間違えて10階のレストランを予約していたと知って一気に疲れが・・(汗)急いであかりのオムツを替え、レストランに行く準備をしようとするも、義父母もヨシオも私の声に気づかず、とっととレストランに行ってしまったのでした。

あかりのオムツを替え、10階のレストランに向かうと、とっても賑やかなレストランに到着。

あかりをベビーカーに乗せ、すぐそばのテーブルに。「あらあら~、だと思ったわぁ」目の前では、とっても楽しそうに家族と談笑する義母の姿が。今日はあかりに会いに来てくれたはずなのに、あかりを一度も抱っこしようとしないどころか、気にもしていないみたいです。

すると、それまでとっても静かにしていたあかりが、「うえっ・・」と突然ぐずりだしました。

すると、「あかりちゃんどうしたの~」と声をかける義母。どんどん泣き声が大きくなるあかりを見て、「ほらミサさん、泣いちゃったわよぉー」と他人事のような義母の言葉。

何も答えない私に驚いたのか、「ミサさん聞こえてる?泣いてるわよ」と言う義母の声を聞いてグッと唇を嚙んだ私は、

立ち上がって、「すみません、泣き止みそうにないですし部屋に戻りますね。他の方の迷惑になってしまうので・・」そう言ってあかりを抱っこしました。

すると、「あらそぉ?分かったわ」とあっさり答える義母。「テイクアウトあるみたいだから、後で持っていくね」ヨシオにそう言われ、「ありがとう・・」と言いながらあかりを抱いて出口の方へ。

「お腹すいたー」「楽しみだねー」「あとで温泉行こ!」とレストランにやって来た人たちの群れを逆に歩きながらエレベーターに向かい、静かに立ち尽くしました。

なんとかあかりちゃんのオムツを替え、10階のレストランにやって来たミサさん。あかりちゃんを乗せたベビーカーのすぐ近くの義母の前に座り、食事をしようとするも、突然あかりちゃんがぐずり出してしまい、慌てた義母が「ほら、ミサさん泣いてるわよ」と他人事のように言いました。あかりちゃんの泣き声もどんどん大きくなってしまい、立ち上がったミサさんは、「他の方の迷惑になってしまうので・・」と部屋に戻ることに。ヨシオさんに「テイクアウト後で持っていくね」と言われ、「ありがとう・・」そう答えながら出口に向かい、エレベーターを待ちながら立ち尽くすのでした。

何かと言うとミサさんが仲間外れにされているかのような義母の対応。一体誰のためにやって来たのか、やっぱり疑ってしまいますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

この記事をSHAREする