[2]自己中義母に負けません|「なーんにも食べるもの準備してくれない」孫にグチるも意味不明

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前回のお話

妻キョウコさんは、息子ユイトくんとご主人の3人家族。この日はユイトくんの誕生日で、お家でお祝いしようと、ご馳走とケーキを用意したところ、やってきた義母が「ママにこんな大きいケーキ用意してもらったことないわぁ」と嫌味。確か、去年は送ったケーキを見て、「こんな大きなケーキ食べられない。来年からは準備しなくていい」と言い出しキョウコさんの怒りが1ワンクアップ!その後、ケーキを切る時も、「ママに特別なことをしてもらったことがないから羨ましい」と嫌味を言う義母に対して、怒りがさらにランクアップしたのでした。

義母の文句にフタ。妻の誕生日に何もしたことがないと夫が反撃

ユイトの誕生日に家にやって来た義母。お家でお祝いしようと用意したケーキを見て、「ママにこんな大きいケーキ用意してもらったことないわぁ」とチクリ。昨年用意したケーキを、「大きくて食べきれない。来年からは準備しなくていいから」と言った義母のことを、私はしっかり覚えていました。さらに、ケーキを切ろうとすると、また義母!「おばあちゃんはママに特別なことしてもらったことがないから羨ましい」とまたしても嫌味を言い、ますます怒りは増えていきました。

すると、いちいち私に突っかかる義母を見て夫が、「特別なことって・・母さん、キョウコの誕生日とかに何かしたことないだろ?」と義母に突っかかると、「まぁまぁ、今日はユイトの誕生日だから・・ねっ?」私が夫をなだめると、「ったく」と不満そうに夫が呟きました。

そして、「ママ~、からあげ食べたいな~」ユイトくんはお腹がすいていそう。「たくさんあるからゆっくり食べてね」と言うと、夫も「おいしいね」と言いました。

それを見ていた義母が、「ねえ、キョウコさん、私が食べられるものが何もないんだけど?」真顔でそう言われ、「お義母さんの好きなものなかったですか?」私がそうたずねると、

「たくさんあるじゃん、食べるもの。何が食べられないんだよ」夫も義母に言いました。「ムリよぉ~私にはムリ」そう言って震える義母。

そして、ユイトくんの隣にしゃがみ込むと、「ひどいわよねぇ~、ママとパパ・・おばあちゃんには、なーんにも食べるもの準備してくれないの。おばあちゃんかわいそうねぇ~」そう呟かれたユイトくんには、さっぱり意味がわかりませんでした。

「私はママに特別なことを何もしてもらったことがない」と呟く義母に、「特別なことって・・キョウコの誕生日とかに何かしたことないだろ?」見かねたご主人が憤るのをキョウコさんが慌ててなだめました。その後、「ママ~からあげ食べたいな~」食卓に座り、テーブルの上を見渡すユイトくんに、「たくさんあるからゆっくり食べてね」と声をかけるキョウコさん。一足先に食べていたご主人が「おいしいね」と声をかけ、家族だんらんも時間を過ごしていたところ、「ねえ、キョウコさん、私が食べられるものがないんだけど?」ひょうひょうと言う義母に、「お義母さんの好きなものなかったですか?」とたずねると、「食べるものたくさんあるじゃん。何が食べられないんだよ」とご主人が聞くと、「ムリよぉ~。私にはムリ」ときっぱり答えた後、「ひどいわよねぇ~、ママとパパ・・おばあちゃんにはなーんにも食べるもの準備してくれないの」ため息をつきながらキョウコさんとご主人への文句をつらつらと話す義母。ユイト君はというと、何が起きていたのか全くわからず、頭の中は「?」でいっぱいでした。

何かにつけて文句を言いたい義母は、誰彼かまわず迷惑をかけられていそうですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。

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