[2]自己中義母にやっぱり負けません|息子の家は自分のもの?昼食を催促しながら嫌味は忘れない義母

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前回のお話

休日のお昼前。夫アツシさんと息子ユイトくんが公園へ行っている間に、義母が突然やってきました。アポなしでもお構いなしに「お茶淹れて」と座り込む義母。キョウコさんは急いでユイトくんが散らかしたおもちゃを片付けてお茶を出すと「ぬるいわね。」とチクリ。なんの用事かと思ったら、近所に住む田中さんが息子夫婦に招待されて海外旅行へ行くのが羨ましいらしく、「そんなこと一度もしてもらったことが無いわ」と田中さんに伝えたのだと嫌味を織り交ぜながらキョウコさんに話すのでした。

お昼ご飯を狙って来てるよね

公園へ行っていた夫アツシと息子ユイトが帰ってきました。「わっ母さん来てたの!?」と驚く夫に義母は「なに?お邪魔だったかしら?」と不満げです。突然やってきて嫌味を言い続けるだけなら正直、邪魔・・・かな。なんて言えるわけもないですが。

「来る前に連絡してって何度も言ってるだろ?」私が言いたくても言えないことを、アツシが強めに代弁してくれるので救われました。それでも義母は全く悪びれなく「どうして息子の家に来るのに事前に連絡しなきゃダメなのよ?」と言いながらユイトにしがみつくと、「お~怖い怖い。ユイトくん、パパがいじめてくる~」とユイトを出しに使うのでした。

アツシは「そういうことユイトに言うのやめろってば」とイライラし始めましたが、義母は「なによ~。本当のことを言われたからパパ怒っちゃったね~。ばぁばをすぐいじめるのよ~、怖いわね~」と、キョトンと義母の顔を見つめるユイトに言うようにしてまた嫌味。腹立つ~。

アツシがいじめると『弱くてかわいそうなおばあちゃん』を演じていたかと思うと、義母はすぐにケロリと「そろそろお昼じゃない?お昼どうする~?」と話題を変えました。どうするっていうか、食べに来ているのはわかってますけどね。「今日はオムライスを・・・」と言いかけると、すぐさま「えーオムライス?あなたお家にいたのにそんな手抜きの料理しか作ってないの?」ととにかく悪態をつく義母です。まずチキンライスを作って、ひとり分ずつ溶き卵で包むって、結構大変なんですけどね。

「そんなこと言うなら食べなくていいよ」と、私の代わりにアツシが言ってくれました。すると義母は「いやぁね~、誰も食べないって言ってないじゃない」と言いながらまたユイト経由で「ね~ユイトくん、ばぁばそんなこと言ってないのにひどいね~」と嫌味を言いました。

義母がお昼少し前にやってきた理由がわかりましたね。みんなと一緒に食事がしたいなら、素直に「食べて行くわ」と言えばいいのにな、と思ってしまいます。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。

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