前回の話
マキノさんが里帰りから自宅へ戻るタイミングに合わせてご主人が3日ほど休みを取ってくれていましたが、義両親の訪問やへうくんの健診などでバタバタしたままワンオペ二人育児が始まったマキノさん。弟のお世話を張り切るくうちゃんの姿を微笑ましく思いながらも、何でも自分でやりたい時期のくうちゃんの自尊心を傷つけずにへうくんのお世話をするくうちゃんのサポートをすることの難しさを痛感するマキノさんでした・・・。
10)下の子が生まれたら「上の子優先」。二人育児で心がけたこと
第二子が産まれる前、上の子の赤ちゃん返りについてネットで散々調べていたマキノさん。
その前情報もあって、へうくんが産まれてから「上の子優先」を心がけていました。
「ふぇぇ・・・」
へうくんが少しくらい泣いても・・・
マキノさんは泣いているへうくんが気になってそわそわしながらも、くうちゃんの用事を優先。
しばらく様子をみて
(そろそろ抱っこかな)
と思い、
「あっ!へうくん泣いてるみたい!だっこしてあげようか・・・」
と、くうちゃんに言ってみるも
「ダメ!」
と言われたり・・・
また、下の子の育児になるべくくうちゃんを誘うようにもしていました。
「へうくんうんちしちゃったみたい!オムツ取ってあげてくれる?」
くうちゃんにお手伝いをお願いするマキノさん。
サッ!とオムツを取ってくれたくうちゃんに
「さすが!ありがとう!」
と声をかけます。
そうすることで危なっかしい場面や自分でやった方が早い時もあったものの、
赤ちゃんのお世話でくうちゃんを放ったらかしにするのを避けたかったのです。
くうちゃんの機嫌を損ねないよう、なるべく「一緒に赤ちゃんのお世話」のスタンスでなんとかやっていたマキノさん。
それでも・・・
「あっ!うんち触んないで!」
「さわってないもん。みてただけだもん・・・」
オムツ換えでうっかりくうちゃんの機嫌を損ねてしまい
「おーい怒ってないよー。ごめんて」
と謝ったり・・・。
なかなか上手くいかないことも多かったのでした・・・。
続きます。
マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。SNSで育児絵日記を描いています。