[3]義母に叱られてばかり。同居の難しさに涙する嫁。いちまさんはやっぱり見てる|ママ広場マンガ

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前回のお話

娘ユリちゃんの友達キラくんから、キラくんのおばあちゃんが時々ママのケイコさんに意地悪すると聞いたマキさん。他人の家庭に口出しするわけにいかず、難しい問題だと思いながらも、とりあえずケイコさんをママ友同士の集まりに誘いました。

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いちまさんはやっぱり見てる[3]気難しい義母と苦手が多い嫁

数日後、我が家でママ友会を開催しました。「夫が実家を継ぐことになって引っ越して来たんですが、義母とあまりうまくいかなくて・・・やはり同居って難しいですね」ケイコさんはぽつりぽつりと話し始めました。

「うちも同居だけど・・・義父母とは昔から付き合いだからなぁ」とケイコさんと同じく義両親と同居はしているものの良好な関係のミチコと、「うちは別居ですけど年数回の帰省でも気を遣いますし・・・同居って本当に大変そう」とケイコさんの気持ちに寄り添うことしかできない渡辺さん。

「ごめんね。うちは実両親との同居だから・・・」ケイコさんの辛い気持ちを想像することはできても本当に理解してあげることはできず申し訳ない気持ちになる私。すると「そうそう。苦労してるのは私の方よ(笑)」と笑う母の言葉で少し場が和みました。

「私も苦手なことが多くてお義母さんに叱られてばかりで・・・夫も間に入ってくれようとするけど、仕事大変そうだから心配かけたくない・・・」と涙を流すケイコさん。

「山ちゃんねぇ・・・歳も近いし昔から知ってるけど、ちょっと気難しいとこあるのよね。悪い人ではないんだけど・・・」ケイコさんの義母を昔から知っている母はそう言ってため息をつきました。

ケイコさんがふと横を見ると、床の間のいちまさんが目に入りました。ケイコさんは心の中で「この前は本当にごめんなさい。キラと仲良くしてくれてありがとう・・・」といちまさんに謝罪とお礼を伝えました。

するとその時、ピンポーンとインターホンが鳴ったかと思うと、バンバンッと激しくドアを叩く音が聞こえました。「誰かしら?ちょっと行ってくる」私は驚いて立ち上がり、母も「只事じゃなさそうねぇ」と身構えています。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
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