[9]兄嫁が嫌い|「産後のリフレッシュで友だちと行く」生まれた我が子と夫を置き去りに義姉はやりたい放題

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前回のお話

スズさんより15歳年上の兄タカシさんの結婚相手は、全身ブランド物でキメキメの13歳差のきみこさん。お母さんの誕生日会で妊娠を発表し、ちゃっかりご祝儀をもらって帰って行った2人。きみこさんのSNSで状況を知ったお母さんがタカシさんを心配して電話するも「なんとかやっている」と言うだけ。結局2人から連絡がないまま、きみこさんは無事出産。SNSで知ってから数か月が経った頃、やってきたタカシさんときみこさん。一層ボロボロになったタカシさんを家族で心配していると、「そんなことより」ときみこさんが出産のお祝いをせがみ出して家族はドン引き。そんな時赤ちゃんが泣き出し、タカシさんがミルクを作ろうとするも、きみこさんはソファに座りスマホを触っているだけ。それを見ていたスズさんは絶句してしまいました。

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「私、明日からここに行くの~!」全てを放棄して南の島でリフレッシュ

兄夫婦から連絡がないまま義姉きみこは無事出産。SNSで知って数か月が経った頃、兄ときみこがやって来ました。一層ボロボロになった兄を家族で心配していると、「そんなことより」ときみこが出産のお祝いをせがみ出し、家族はドン引き。すると時赤ちゃんが泣き出して、慌てて兄がミルクを作ろうとするも、きみこはソファに座りスマホを触っているだけ。そんな光景に思わず絶句してしまいました。

すると、「ねぇ、スズちゃん。私、明日からここに行くのー!」そう言ってきみこがスマホを見せてきました。「すごっ!!海外!?妃とお兄ちゃんも行くの?」私がそうたずねると、

「えっ?行かないよ。産後のリフレッシュ。みんなから出産のお祝い貰ったから、友達と行くんだぁ~」と嬉しそうなきみこに「へ?」と思わず呟く私。「スズちゃんにもお土産買ってくるね~」平然ときみこが言いました。

産後のリフレッシュに、産まれたばかりの妃と一生懸命育児をしている兄を置いて、友達と南の島へ・・。そんなきみこの隣にスマホ片手に座っていると、「妃~」「うっあーーー」お母さんと兄が妃をあやしているのが見えました。

そして、「はい、おめでとう」お父さんが出産祝いを渡すと、「わーい!ありがとうございますぅ。じゃ、また来まーす」嬉しそうに祝儀袋を持つきみこと、妃をしっかり抱っこして「ありがと・・」と呟いて帰って行く兄。

お祝いを受け取ると、そそくさと帰って行った2人・・。やっぱり「お兄ちゃん・・大丈夫かな?」と不安がぬぐい切れませんでした。

そして、きみこが海外へ旅立ってから数日後のこと。「タカシ:ごめん。今日からそっちに泊まっていい?」兄から一件のメッセージが送られてきました。

妊娠のお祝いをもらった後、出産後にまたお祝いってもらうものなんでしたっけ?母になっても何も変わらないきみこ。妃ちゃんはパパであるタカシさんに、すっかりなついているようですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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