[5]兄嫁が嫌い|お祝金を貰ったら義実家にいる意味なしとばかりに義母の誕生日会もさっさと退散

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前回のお話

スズさんより15歳年上の兄タカシさんの結婚相手は、全身ブランド物でキメキメで13歳も年下のきみこさん。2人はお母さんの誕生日会にやって来て、「お邪魔しまーす」と元気なきみこさんに対して、ボロボロで疲れ切った様子のタカシさん。そして食事の時間になると、「ここで重大発表がありまーす!」と突然立ち上がったきみこさんが、「なんと私たちに赤ちゃんができました~!」と言った後、妊娠のお祝いをいただきに来たと言い出してビックリ!「今日はお母さんの誕生日祝いなんだけど・・」とスズさんが言うと、「だから!サプライズ発表したんだよ?」ときょとんとした顔できみこさんが言いました。

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妊娠を報告され素直に祝儀を差し出す義母に手放しで喜ぶ嫁の図太さよ

お母さんの誕生日会にやって来た兄ときみこ。兄はなんだか疲れ切っているようで・・。少ししてお祝いの食事会をしようとすると、「ここで重大発表がありまーす!」ときみこが立ち上がって言いました。「なんと!私たちに赤ちゃんができました~!パチパチ!」と自分で自分に拍手するきみこ。さらに、「みんな~ありがとう!それで、妊娠のお祝いをいただきにきましたぁ~」と手を出すきみこに絶句!「いやいや、今日はお母さんの誕生日祝いなんだけど・・」と言うと、「だから!お祝いにサプライズ発表したんだよ?」きょとんとした顔できみこがそう言いました。

「え゛っ?」きみこの言葉に面食らう私に、「だーかーら!妊娠の報告がお誕生日プレゼントなの!もう!!スズちゃんったらー」と言い切るきみこに、

「あっ、そうね。じゃお祝い・・渡さないとね」と言い、スッと立ち上がるお母さんを見て、「ちょっと、お母さん!・・」と言ったものの、

お祝いを取って戻って来たお母さんが、きみこにご祝儀袋を渡すと、「わ~!!うれしい!お義母さん、ありがとうございますぅ」とうれしそうにお礼を言い、「いーえ・・」とお母さんは苦笑い。

すると、「姫は妊婦さんだし、これから体調管理もしないといけないから、ここにはなかなか来れないけど・・また産まれたら連絡するよ」ボロボロの兄の言葉を聞いて、「こんな早くに『来ない宣言』するんかい」と心の中で突っ込みました。

その後、「タカシ~、私、お腹空いてないからもう帰る」お祝いをもらい、とっとと帰ろうとするきみこに、「えっもう!?」と驚く兄。でも、「いーいーの!早くぅ!」と言われ、「わかったわかった」とそそくさと立ち上がりました。

「じゃ、お祝いのサプライズも終わったので帰りまーす!」そう言うと、みんなに見送られながら玄関から出て行きました。

静かになった家の中で、「ねぇ、お母さん。お兄ちゃん本当に目を覚ます時あるのかな・・」と言うと、「んー・・ないかも・・あれは当分ないわ」やれやれといった感じでお母さんが言いました。

「妊娠の報告がお誕生日プレゼントなの!」と言い切るきみこさんに動揺するスズさん。でも、きみこさんの言葉を聞いていたお母さんは「お祝い渡さないとね~」と立ち上がってご祝儀を取りに。戻って来てきみこさんに渡すととってもうれしそうなきみこさん。「これから体調管理もしないといけないから、なかなかここには来れない」とかなり早い段階の『来ない宣言』をするタカシさんに、「お腹空いてないからもう帰る」と言うきみこさん。2人して「お祝いのサプライズも終わったので帰りまーす!」と言い、とっとと帰って行きました。その後、「お兄ちゃん、本当に目を覚ます時あるのかな・・」スズさんがお母さんにたずねると、「んー・・ないかも・・あれは当分ないわ」と呆れたように答えました。

妊娠したことを誕生日プレゼントにしておいて、自分はしっかりご祝儀を受け取るきみこさん。それを許してしまうタカシさんは、かなりほだされしまいましたね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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