「ん?お客さん?」兄の隣にいる謎の女性が気になる

きみこと離婚した兄は、口数も少なく笑顔もないものの、妃ちゃんのために毎日頑張っていました。そのおかげか、妃は母親がいないことにも気づかず、すくすくと成長。そんな妃がこども園に入るタイミングで、家を出ることにした私。そこから2年が経った頃、珍しくかかってきたお母さんからの電話で、兄がきみことよりを戻すと聞き、思わず叫んでしまいました。
そして週末。
「ただいま~」そう言って、久しぶりの我が家の扉を開けた私。

「おかえりスズー」そう言って出迎えてくれた兄の隣には女性の姿が。「ん・・?お客さん?」そう思いながらペコリと頭を下げると、その女性もペコリと頭を下げているのが見えました。

すると、その女性が近づいてきて「こんにちは。スズちゃんお久しぶりです」と言ったものの、「?」私の頭の中は「?」でいっぱいに!

「お久しぶり・・?」そう思いながら、「あっ・・あの、すみません・・どちら様でしょうか?」とたずねると、

「スズ~、何言ってんだよ。『姫』じゃん~」笑いながらそう言う兄。

「お久しぶりです。きみこです」髪型も服装も、身のこなしも・・全てが以前のきみことは違うこの女性が!?

そう思った私は、「はあああああぁ!?」と驚きの雄叫びをあげたのでした。
お母さんに、「お兄ちゃん、きみこさんとよりを戻すって」と聞き、驚いたスズさん。週末になり実家に帰ると、タカシさんとその隣には女性の姿が。「お客さん?」と思っていたスズさんに近づき「お久しぶりです」と挨拶する女性に、「すみません・・どちら様でしょうか?」とスズさんがたずねると、「何言ってんだよ。『姫』じゃん~」タカシさんが笑いながら言い、「はあああああぁ!?」とスズさんは思わず驚きの声を出してしまいました。
きみこさんのあまりの変わりようにビックリ!スズさんでなくても大声を出してしまいそうですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi