[29]兄嫁が嫌い|兄の隣で丁寧に頭を下げる黒髪の女性に「誰?」義姉のあまりの変わりように言葉を失う

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前回のお話

スズさんの兄タカシさんは13歳年下のキラキラ女子きみこさんにベタ惚れし結婚。その後長女の妃ちゃんが生まれるもきみこさんは遊び放題。心配になったお母さんの提案で別居生活が始まるも変わらず贅沢な生活をするきみこさんは、気が向いた時妃ちゃんに少し会いに来るだけ。1年後には連絡もなくなり、心配になったタカシさんが自宅に戻ると、なんと見知らぬ男性の姿が。その男性の子どもがいるときみこさんに言われ、愕然とするタカシさんが家の鍵を返してと伝えると、お金がなくて行く場所がない。ときみこさんに懇願され、マンションを解約する迄住むことを許したタカシさんは、妃ちゃんの親権を持つことにし実家へ。その後、身の回りの整理をして離婚が成立。仕事以外は部屋に籠るタカシさんをお母さんが心配するも、「妃がいるから絶対にない」とフォローするスズさん。その後、母親の不在に気づかないまま成長した妃ちゃんがこども園に入るタイミングで家を出たスズさん。さらにそこから2年が経った頃、珍しくお母さんから電話が!何事かとドキドキしていると「お兄ちゃん、きみこさんとよりを戻すって」と言われ、「えっ!?」と驚くのでした。

1話目から読む

「ん?お客さん?」兄の隣にいる謎の女性が気になる

きみこと離婚した兄は、口数も少なく笑顔もないものの、妃ちゃんのために毎日頑張っていました。そのおかげか、妃は母親がいないことにも気づかず、すくすくと成長。そんな妃がこども園に入るタイミングで、家を出ることにした私。そこから2年が経った頃、珍しくかかってきたお母さんからの電話で、兄がきみことよりを戻すと聞き、思わず叫んでしまいました。

そして週末。
「ただいま~」そう言って、久しぶりの我が家の扉を開けた私。

「おかえりスズー」そう言って出迎えてくれた兄の隣には女性の姿が。「ん・・?お客さん?」そう思いながらペコリと頭を下げると、その女性もペコリと頭を下げているのが見えました。

すると、その女性が近づいてきて「こんにちは。スズちゃんお久しぶりです」と言ったものの、「?」私の頭の中は「?」でいっぱいに!

「お久しぶり・・?」そう思いながら、「あっ・・あの、すみません・・どちら様でしょうか?」とたずねると、

「スズ~、何言ってんだよ。『姫』じゃん~」笑いながらそう言う兄。

「お久しぶりです。きみこです」髪型も服装も、身のこなしも・・全てが以前のきみことは違うこの女性が!?

そう思った私は、「はあああああぁ!?」と驚きの雄叫びをあげたのでした。

お母さんに、「お兄ちゃん、きみこさんとよりを戻すって」と聞き、驚いたスズさん。週末になり実家に帰ると、タカシさんとその隣には女性の姿が。「お客さん?」と思っていたスズさんに近づき「お久しぶりです」と挨拶する女性に、「すみません・・どちら様でしょうか?」とスズさんがたずねると、「何言ってんだよ。『姫』じゃん~」タカシさんが笑いながら言い、「はあああああぁ!?」とスズさんは思わず驚きの声を出してしまいました。

きみこさんのあまりの変わりようにビックリ!スズさんでなくても大声を出してしまいそうですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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