[12]兄嫁が嫌い|「次はこの服!」映え写真を撮るためだけに月に数回娘に会いにくる義姉

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前回のお話

スズさんの15歳年上の兄タカシさんの結婚会相手は13歳年下キラキラ女子きみこさん。ワンオペ育児でボロボロになってしまったタカシさんは妃ちゃんを連れ実家でしばらく過ごすことになりました。3週間ほど経った頃、スズさんがきみこさんがはいつ帰ってくるのかタカシさんに聞くと、一昨日帰ってきたと教えてくれました。スズさんがきみこさんは妃ちゃんに会いたくないのかとビックリするとタカシさんは「それは毎日写真を送ってるから!」ときみこさんが来ていないことをなんとも思っていない様子。タカシさんは続けて「それに、こっちにいれば俺も楽だろうって・・・優しいだろ俺の姫」と幸せそうに笑いました。タカシさんと妃ちゃんを心配したお母さんはこっちに引っ越して来たらと提案し、タカシさんは一度きみこさんに聞いてみる事にしました。きみこさんはタカシさんの提案に「私のこと考えてくれてありがとう!」と言っていたようで、タカシさんはしばらく実家に住むことに決め、別居生活が始まりました。

1話目から読む

義姉が月に数回娘に会いにくる理由。

兄ときみこの別居生活が始まり、月に数回きみこが妃に会いに来るようになりました。「妃元気?ママよ~」と言うきみこに妃は無反応。兄は「ママきたよー」と家族が揃ってにこにこでとっても嬉しそうでした。

きみこは持ってきた紙袋を開け始めて「じゃーん!妃に似合うと思って買ってきたんだぁー!お着替えしよう~」と高そうなベビー服を妃に着させ始めました。

そして始まったSNS用の撮影会。「かわいいこっち向いて~」「最高!」「次はこのお洋服着ようか~」とこの時が一番楽しそうなきみこ。

妃をいろんな角度から撮って映え写真を撮り終えたきみこは「いいじゃんいじゃん。すっごく可愛く撮れたよ~」と大満足!

その後、妃と一緒に遊ぶわけでもなく、久しぶりに会った兄と話すわけでもなく、自分のやりたいことが済むとすぐに帰っていきました。

写真だけ撮って帰っていくきみこさんに何も思わないお兄さん。きみこさんには自由でいて欲しいという優しさなのかもしれませんが・・・心配ですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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