[11]兄嫁が嫌い|自分にゾッコンの兄の気持ちを利用し「娘と実家にいて」会いにも来ない義姉と別居が始まった

アイコンイメージ
前回のお話

スズさんの15歳年上の兄タカシさんの結婚会相手は13歳年下キラキラ女子きみこさん。きみこさんは『同世代の子は毎日遊んでるのに、私だけ自由がない』という理由で友達と海外旅行に行ってしまいました。ワンオペ育児でボロボロのタカシさんは妃ちゃんを連れて実家にやってきました。スズさんが何を言ってもタカシさんは「姫がつらい思いをするのが嫌だから」の一点張り。眠気に限界がきたタカシさんは「ちょっとだけ寝かせて」とその場を離れました。そしてタカシさんと妃ちゃんが実家で過ごし始めて3週間が経とうとしていた頃、スズさんはタカシさんにきみこさんがいつ帰ってくるのか聞きました。

1話目から読む

旅行から帰ってきたのに娘に会いに来ない義姉。

兄と妃がうちで過ごし始めて3週間が経とうとしていた頃、兄にきみこがいつ帰ってきるのか聞いてみました。すると「あぁ、一昨日帰ってきたけど『時差ボケがあるからしばらくは実家にいて』って連絡がきた」と言われました。

それを聞いて私はびっくり。長い時間、妃と離れていたのにすぐに会いに来ないなんて・・・つい、「は?娘に会いたくないの!?」と聞いてしまいました。兄は「それは毎日写真を送ってるから!」ときみこが来ていないことをなんとも思っていない様子。

続けて兄は「それに、こっちにいれば俺も楽だろうって・・・優しいだろ俺の姫」と幸せそうに笑いました。私には、兄と妃を思っての発言だとは思えず・・・兄には「ヨカッタネ」としか言えませんでした。

兄と妃を心配した母は「きみこさんも子育て大変そうだし。お兄ちゃんと妃ちゃんもうこっちに引っ越してきたら?」と提案しました。兄は「えっでも、姫が寂しがると思う・・・」と悩んでいる様子。

母は「マンションはそのままでいいし、きみこさんが来たい時にいつでもこっちに会いに来てもらえばいいじゃない?一度きみこさんに聞いてみて?」と伝えました。

兄がきみこに聞いてみると・・・「私のこと考えてくれてありがとう!」と言っていたようで、兄はしばらく実家に住むことに決めました。この日から兄ときみこの別居生活が始まりました。

お母さんの提案で始まった別居生活。小さい子をワンオペで育てるのは大変なので頼れる家族が近くにいるのはとてもありがたいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

この記事をSHAREする