[28]お父さんの娘は私だけ|本当の家族で姉妹。長女の夫の執拗な物言いに口を出すなと母が断言

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前回のお話

最期の時が近づいた父幹久さんの病室で、「お父さんの娘は私だけ。だから遺産も私とお母さんだけのもの」と言い放った長女亜美さん。母純子さんは、その言葉に愕然。次女菜美さんは3歳で母親を亡くし、純子さんと幹久さんに引き取られた養子でしたが姉妹は仲良し。でも、成長するにつれて優秀な菜美さんに亜美さんは劣等感を抱くように。結婚後、菜美さんへの劣等感は薄れるも、夫輝明さんの会社の経営が傾き始めると再び意識するように。その頃、幹久さんが余命半年と宣告。すぐ幹久さんの遺産額をたずねる夫に、菜美さんは血が繋がっていないのだから亜美さんが遺産をもらえばいいと言われ、父の死を恐れながらも遺産を期待する自分に嫌気がさしました。その後、自宅で看護生活を送ることになった幹久さんを献身的に看病する菜美さんと自分とを比べ、亜美さんの劣等感は再び強まります。幹久さんが「姉妹で仲良く半分こすればいい」と純子さんに伝えるも、突然胸を押さえて倒れ救急搬送されることになり、その後も幹久さんの容体は厳しいまま。「お父さんの娘は私だけ」と言い出す亜美さんに、「私は遺産はいらないよ」と菜美さんが答えるも憤りはおさまらず。すると突然意識の戻った幹久さんが「2人とも大事な娘だ」と手を握り静かに言った後、亜美さんの振る舞いを咎めた純子さんに反発する亜美さん。「ずっと遠慮していたし、亜美ちゃんのことが羨ましかった」と菜美さんは相容れない姉妹の気持ちを純子さんに伝えます。それから一週間後、幹久さんは眠るように旅立ち、あっという間に四十九日に。法要も終わった食事の席で遺産のことを輝明さんにたずねられ、幹久さんが残した2通の遺言書を読み上げる純子さん。「姉妹仲良く半分に」と聞いた輝明さんは、「娘は亜美一人なのに不公平」と不満を口にしました。

1話目から読む

大人の醜い部分を見せつけられた孫たちが不憫・・

あっという間に幹久さんの四十九日の法要も終わり、亜美と菜美、それぞれの家族とともに食事をしていると、輝明さんに遺産のことをたずねられ、幹久さんが残した2通の遺言書を読み上げました。そこには「姉妹仲良く半分に」と書かれていて、それを聞いた輝明さんは、「娘は亜美一人なのに不公平だ」と不満を口にしました。

すると、「私は、遺産はいらないです」と静かに話す菜美。直人さんも「僕は、菜美の思うようにしてもらえば」と言うのを聞いて、「いやー、余裕のあるお二人は、話が早い」と輝明さんが笑い出しました。

でも、「いいえ、お父さんの遺産だもの。お父さんの願うとおりにするわ」毅然とした態度でそう言うと、「お母さん・・」菜美が驚いたように呟いていました。

すると、「だって、菜美さんを育てるのにお金かかってますよね。彼女、大学だって出てるし・・。本当の母親は、ほぼ何も残さず亡くなったって聞いてますよ。そんなの、亜美だけが不幸じゃないですか、おかしいですよ」輝明さんが凄い形相で不公平を訴えてくるのを見て、

「今日はじいちゃんとのお別れの会なのに、なんでつまんない話ばっかりなの?もう食べおわるよ?」と不機嫌そうに言うレンと、「じぃじ、会いたいな・・」と悲しそうに呟くヒナ。二人を見て、「ごめんね。レン、ヒナ」と申し訳ない気持ちで謝りました。

そんな孫たちにも全く配慮せず、「子どもが口を挟むことじゃない、黙ってなさい」と言い出す輝明さんに我慢ができず、「輝明さんこそ。私たちは、本当の家族で、亜美と菜美は姉妹です。口を出さないで」とキッパリ言い放ったのでした。

幹久さんの遺産に一番執着しているのは明らかに輝明さん。レンくんやヒナちゃんが一緒にいる、しかも法要の席で見たくない姿にうんざりです。何も言わない亜美さんの気持ちが気になりますよね。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ

最新のコメント
  • マーク より

    「要らない」と言っても結局揉めてしまう。
    それなら、法的に意思表示(相続放棄)すれば良いのでは・・・

  • ななぴょん より

    なんで両親が悪い、妹も悪い、みたいなレスつくのかな。
    綺麗事はいけないこと?
    てんで血のつながっていない妻の姪をちゃんと育てたお父さんは偉いよ。
    お父さんの愛情を奪った!と僻む姉の気持ちもわからないでもないけど、妹は育ててくれた伯母夫婦に媚をうってきたわけでもなく、負い目があるからいい子で過ごしてきただけ。
    両親も妹も非難されても、じゃあどうすればよかったの?って感じ。
    養子は養子らしくしてろって?伯母夫婦も差別しろって?
    それは違うよね。

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