養子に遺産は渡さないと長女に吹き込んだ張本人

病室での亜美の振る舞いを見過ごせず、亜美を諫めると、「どうせ私が悪い。出来損ないだし」と反発する亜美。「ずっと遠慮していたし、亜美ちゃんのことが羨ましかった」と話す菜美さんは、相容れない姉妹の気持ちを純子さんに伝えます。それから一週間後のこと、幹久さんは眠るように旅立ってしまいました。
幹久さんの四十九日が終わったときのこと。
「あっという間に四十九日も終わっちゃったわね・・」と静かに呟くと、「お母さん、仕出し屋さんからお弁当が届いたよ」菜美にそう言われ、「テーブルに並べて頂戴」と伝えました。

そしてお弁当を並び終えた後、「今日はお父さんのために集まってくれてありがとう」席に着いていた亜美と菜美、それぞれの家族に向けて挨拶しました。

すると、「これで一区切りですね。そろそろ、遺産に関して考える頃じゃないでしょうか」と輝明さんに切り出され、「そうね。お父さんから遺言を預かっています。正式な手続きは専門家に相談するけれど、お父さんの願いはここに」そう言って2通の遺言書を取り出しました。

そして、手に持っていた手紙を読み上げます。
「亜美と菜美へ
お母さんが家と口座のお金、そして残りのお金は2人で半分に。お前たちはドーナツだってケーキだって、いつも半分こしてただろう?仲良く分け合う2人がかわいくて、その光景を見るのがすきだった。2人の父で、幸せだった」
手紙の内容を聞きながら、「お父さん」菜美がそう呟くと、あみさんは無言のまま。

すると、手紙の内容を黙って聞いていた輝明さんが、「えぇ?お義父さんの娘は、亜美一人なんですよね、どうして・・」と不満そうな口ぶりで言い、「菜美は養子縁組してるの。実子と同じよ」私がそう答えると、「法律上はそうでも、血のつながった娘は亜美だけですよね?不公平じゃないですか」と、凄い形相で私に詰め寄るように言いました。
眠るように旅立ってしまった幹久さん。四十九日には亜美さんと菜美さんそれぞれのご家族が来てくれたものの、純子さんが何も言っていないのに、すぐさま遺産の話を持ち出すなんて、輝明さんには、故人を偲ぶ気持ちなんて、これっぽっちもないのでしょうね。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
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一番関係ない奴が口を挟むな!
自分の奥さんが遺産相続しても、特有財産だから、お前の金じゃねーわ。
この旦那も姉が卑屈になった一因だね。
そもそもなんだけど、菜美を引き取って養子縁組をする際、亜美の気持ち置き去りにしてきた感がある。
いくら当時子供で明るく活発だとしても、心はどうだったか?菜美が進学校で近所から褒められて、亜美はどうだった?そのときいくら明るくしていたとはいえ、内心はどうだった?ヨソから来た子が実の親に可愛がられて愛情半分にされたと思わなかった?
今になって拗らせたのも少し納得する。