アレルギーの危険性をどれだけ伝えても全く理解していなかった

ケイタにこっそりたまご料理を食べさせたと義母から聞いて「どうして!?あれほど説明したじゃないか!!」と大きな声を出すタツヤに、「だって・・あんなに美味しいのに、食べられないなんてかわいそうじゃない・・」と言う義母。

その言葉を聞いて、「どっちがかわいそうなんだよ・・!今回は大丈夫だったけど命に危険が迫る可能性だってあるんだそ!?」どれだけ言ってもまだ「かわいそう」という理由で平気でたまごを食べさせた母親にタツヤも怒りを抑えられませんでした。

「いい加減にしてくれ!!」と怒鳴ると、「だって・・ケイくんのためだと思ったのよぉ・・」と落ち込んだように義母が言ったようです。ケイタのため?アレルギーのことはもう忘れてしまっているのかと耳を疑いました。

義母とのやりとりをタツヤから聞いた私は、「アレルギーがとのくらい危険か、あれほど話したのに・・」と絶望的な気持ちになりました。

「食事会の前に、『マリさん、この前は悪かったね。嫌な気持ちにさせる気はなかったんだ』とか、『ごめんなさいねぇ~』って言ってたよね?あの謝罪は何?本当にケイタのことを想ってくれているの?」と疑問がわいてきました。

そして私は、義父母に対する怒りを通り越し、恐怖すら感じるようになったのでした。
「とっても美味しかったから、ケイくんにもあげたくて」とケイタくんのアレルギーの原因となる料理を食べさせてしまった義母に、「どうして!?あれほど説明したじゃないか!!」タツヤさんが詰め寄ると、「あんなに美味しいのに食べられないなんてかわいそうじゃない・・」と反論。「どっちがかわいそうなんだよ・・!命の危険だってあるんだぞ!?いい加減にしてくれ!!」タツヤさんがそう言うと、「だって・・ケイくんのためだと思ったのよぉ・・」しゅんとしながらそう話す義母とのやりとりを聞いたマリさんは、「アレルギーがどのくらい危険かあれほど話したのに・・あの謝罪は何?本当にケイタのことを想ってくれてるの?」と思い、怒りを通り越して、恐怖を感じるようになってしまいました。
ケイタくんのことを想えばこそのマリさんの気持ち、本当に恐怖を感じますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi