娘の気持ちすら考えられなくなった夫

義母を優先するあまり、子どもたちに寄り添うことを忘れてしまったショウタ。サチコが義母や自分に失礼なことを言うのは、私が日頃から二人の悪口を言っているからだと責めてきます。サチコが目の前にいるにもかかわらずそんな言い方をするなんて、娘が傷つくとは思わないのでしょうか。自分の娘の気持ちすら考えないショウタに、私は開いた口が塞がりませんでした。
今すぐショウタを怒鳴りつけたい気持ちをぐっと堪え、「私のことは何を言ってもいいけど、この子を傷つけるようなことを言うなら許さない・・・」と口にします。するとサチコが「ママ待って、私に言わせて」と私の言葉を遮りました。サチコはショウタをまっすぐ見つめると、「パパもおばあちゃんと同じだよ。ママはこの話に全然関係ないのに、ママのせいで私が優しくなくなったって勝手に思い込んでる。パパとおばあちゃんが勝手に!」と伝えます。

サチコは悲しそうに目を伏せると、「私の名前だって・・・パパとおばあちゃんがそうやって勝手に変えたんでしょ?」と泣きそうな声で言いました。サチコの言葉に、ショウタは困惑した様子で「え・・・」とつぶやきます。

「ママが大切に決めてたことなのに、パパもおばあちゃんも何も考えずに自分たちで勝手に変更したんでしょ!?ママを無視して二人だけで話し合って!」目に涙を浮かべながら、必死にそう訴えるサチコ。ずっとそんなふうに思ってくれていたのかと思うと、私まで涙が出そうになります。

「私、ママの気持ち、今ちょっとわかるもん。ずっとそんな感じでおばあちゃんの言うことばかり聞いて、ママの味方になったことないでしょ?」サチコにそう言われたショウタは、「サッちゃん、失礼なことを・・・」と、この期に及んでサチコを叱ろうとします。

しかし、サチコの耳にはもうショウタの声は届きません。「失礼じゃない!私のこともママの気持ちも無視して勝手なこと言って、それでひどいことしてる自覚がないとかありえない・・・パパ最低!」ぼろぼろと涙を流すサチコを見て、今までこの子にどれほど我慢をさせてしまっていたのかと、深く反省しました。
サチコちゃんは今までずっと、義母とショウタさんの言動に不満を抱えていたのですね。名前のことも、本当はナエさんにつけてもらいたかったのだと思うと、胸が苦しくなります。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
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