夫にすら、合鍵を作ることを相談していなかった

何時になったら帰るのか聞いても、「まだいるから大丈夫」と、うちに居座る気満々の義母。私は部屋を出ると、すぐに夫のヒロムに電話をかけました。この時間なら、仕事は終わっているはずです。4コール目でようやくつながり、電話の向こうから「もしもし~、何かあった?」というヒロムの声が聞こえてきました。
「今、お義母さんが来てて、ヒロムに連絡したって言ってるの」そう伝えると、ヒロムは「え?連絡?メッセージまだ見てない」と答えました。・・・もしかすると、義母はあえてヒロムがメッセージを確認できない時間帯に送ったのかもしれません。

するとヒロムが、「でもさ、母さんが来ても家には入れないだろ?」と聞いてきます。やっぱりヒロムも、義母が合鍵を作ったことは知らないようです。「あのさ、お義母さんに鍵貸したことある?」そうたずねると、ヒロムは「あっ!ちょっと前に、先入っててって渡した」と言いました。

きっと義母は、そのときに合鍵を作ったのでしょう。てっきりヒロムが「合鍵を作っていい」と許可したのかと思っていましたが、どうやら彼も何も聞かされていなかったようで、「え・・・嘘でしょ?勝手に?」と驚いていました。

「ヒロムがいいよって話したのかなって思ってた」と苦笑いしながら伝えると、ヒロムは「違うよ、言わないよ!」と必死に否定しました。私は続けて、「あと、今日パスタの予定だったけど、お義母さんが気分じゃないって・・・事前に来ることが分かってたらちゃんと作れたのにごめん」と伝えます。

私一人では、話の通じない義母に到底太刀打ちできる気がしません。それに、あの義母のことだから、私が買ってきたお惣菜にも文句を言いそうです。そこで、仕事終わりのヒロムを駅まで迎えに行ったついでに、義母の夕飯を選んでもらうことにしました。
「先に入ってて」と鍵を渡したときに、ヒロムさんに何の相談もなく合鍵を作った義母。いくら身内とはいえ、息子家族の家の合鍵を勝手に作るなんてあり得ませんよね。義母の辞書に『プライバシー』という言葉はないのでしょうか。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
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