露になる彼氏の本性

同棲を始めたばかりの頃は幸せな気持ちでいっぱいでしたが、日が経つにつれて、太郎の細かい性格が少しずつ目に余るように。それほど気にすることではないことにも愚痴をこぼすようになり、私はそんな太郎と一緒にいることがだんだんつらくなってきました。
そんなある日のこと。アウトレットモールに向かった私たちでしたが、道路もお店も混雑していて、あまりゆっくり見ることができませんでした。それでも私は、太郎と一緒にショッピングできるだけで嬉しかったのですが、彼はそうではなかったようです。太郎は大きくため息をつくと、「こんなに混んでるなんて、やっぱり出掛けなきゃよかった!母さんがやめとけって言ったのに」と愚痴をこぼします。「お母さんが?どういうこと?また予定を占ってもらったの?」と聞くと、太郎は気まずそうに「あ、いや、その・・・」と口ごもりました。

太郎をじろりとにらむと、彼は観念したように「だって仕方ないじゃん、有子が出掛けたいっていう時はいつも雨が降るし道も混むし・・・母さんだったらいつも最適な日を占えるのに!」と言いました。「何それ!確かに行きたいって言ったけど、2人の予定が合う日で、太郎だって行きたいって言ってたじゃん!」そう反論しても、太郎は「そうだけど、母さんだったら・・・」と繰り返すだけ。

「お母さんお母さんって何なの!?前に占いとかタロットに頼らないって言ったじゃない」太郎を責めるように言うと、彼は「頼らなかったからこうなってるんだろう!」と声を荒らげました。

あんなに「もう頼らない」と言っていたのに、結局また占いに頼る太郎に嫌気がさした私は、「じゃあもう勝手にしたら!?何でもお母さんと決めたらいいじゃない!」と言って家を飛び出しました。後ろから太郎の、「待って!母さんに聞いてみないと!」という声が聞こえましたが、もちろん無視です。

バカみたい。何が占いよ、何がタロットよ。別に雨が降っていても、道がどれだけ渋滞していても、私は太郎と一緒に出かけられるだけで楽しかったのに。・・・太郎にとっては、やっぱり私よりもお母さんのほうが大切なのかもしれません。同棲していた家を飛び出した私は、友達の家にお世話になることにしました。
占いには頼らないとあれだけ言っていたのに、裏ではちゃっかり占いに頼っていた太郎さん。涙ながらに有子さんに謝っていたのは、嘘だったのでしょうか。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)

まだこの記事にコメントはありません。最初のひとりになってみませんか?