[8]私を占う彼ママ|もう頼らないと言っていたのに!彼女に隠れて母親に運勢を占ってもらっていた彼氏

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前回のお話

太郎さんと付き合って1年になる有子さん。半年前に挨拶をして以来、太郎さんの母親からたびたび呼び出されることを、少し負担に感じていました。母親は有子さんを実の娘のように可愛がってくれる一方で、大の占い好き。「青い服を着て1時間以内に来て」など、有子さんを突然呼び出しては、占いの相手をさせます。そんなある日、太郎さんとの旅行計画を知った母親から、「占いの結果が悪い」と、日程や飛行機、ホテルを変更するよう連絡がありました。すでに手配済みだと伝えても、太郎さんは母親の言うとおりに変更。さらに「身内が一緒に行かないとよくない」と言われ、母親の同行まで勝手に決めてしまいます。旅行当日も、行き先やお土産、帰り道まで占いで決められ、すっかり疲れてしまった有子さん。数日後、もともと旅行に行く予定だった日に太郎さんとカフェへ行くと、「あっちは今日大雨だって。母さんのおかげで雨を回避できたね」と、満足げな太郎さん。有子さんは、自分と一緒に決めた旅行のプランよりも母親の占いを重視したことに怒り、カフェを後にしました。すると数日後、太郎さんから「話がしたい」と連絡が。自宅に招くと、太郎さんはこれまでの行いを反省し、同棲を提案してきました。初めは驚いた有子さんでしたが、その後何度も話し合いを重ね、同棲生活がスタート。はじめは幸せな毎日を送っていましたが、徐々に太郎さんの細かい部分が目につくようになっていきます。

1話目から読む

露になる彼氏の本性

同棲を始めたばかりの頃は幸せな気持ちでいっぱいでしたが、日が経つにつれて、太郎の細かい性格が少しずつ目に余るように。それほど気にすることではないことにも愚痴をこぼすようになり、私はそんな太郎と一緒にいることがだんだんつらくなってきました。

そんなある日のこと。アウトレットモールに向かった私たちでしたが、道路もお店も混雑していて、あまりゆっくり見ることができませんでした。それでも私は、太郎と一緒にショッピングできるだけで嬉しかったのですが、彼はそうではなかったようです。太郎は大きくため息をつくと、「こんなに混んでるなんて、やっぱり出掛けなきゃよかった!母さんがやめとけって言ったのに」と愚痴をこぼします。「お母さんが?どういうこと?また予定を占ってもらったの?」と聞くと、太郎は気まずそうに「あ、いや、その・・・」と口ごもりました。

太郎をじろりとにらむと、彼は観念したように「だって仕方ないじゃん、有子が出掛けたいっていう時はいつも雨が降るし道も混むし・・・母さんだったらいつも最適な日を占えるのに!」と言いました。「何それ!確かに行きたいって言ったけど、2人の予定が合う日で、太郎だって行きたいって言ってたじゃん!」そう反論しても、太郎は「そうだけど、母さんだったら・・・」と繰り返すだけ。

「お母さんお母さんって何なの!?前に占いとかタロットに頼らないって言ったじゃない」太郎を責めるように言うと、彼は「頼らなかったからこうなってるんだろう!」と声を荒らげました。

あんなに「もう頼らない」と言っていたのに、結局また占いに頼る太郎に嫌気がさした私は、「じゃあもう勝手にしたら!?何でもお母さんと決めたらいいじゃない!」と言って家を飛び出しました。後ろから太郎の、「待って!母さんに聞いてみないと!」という声が聞こえましたが、もちろん無視です。

バカみたい。何が占いよ、何がタロットよ。別に雨が降っていても、道がどれだけ渋滞していても、私は太郎と一緒に出かけられるだけで楽しかったのに。・・・太郎にとっては、やっぱり私よりもお母さんのほうが大切なのかもしれません。同棲していた家を飛び出した私は、友達の家にお世話になることにしました。

占いには頼らないとあれだけ言っていたのに、裏ではちゃっかり占いに頼っていた太郎さん。涙ながらに有子さんに謝っていたのは、嘘だったのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

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