[44]高飛車嫁と献身嫁|息子にとっての幸せは長男夫婦と暮らすこと。親として最善の決断を下した次男

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前回のお話

幸子さんは、夫の三雄さんと長男夫婦の誠一さん、まゆみさんと4人で暮らす専業主婦。田舎で平凡ながらも幸せな日々を送っていましたが、ある日、次男の修二さんから生後2ヶ月のハルトくんを数年育ててほしいと半ば強引に頼まれます。次男夫婦は都会に住みながら外資系企業で働いていましたが、妊娠を機に田舎へ移住。しかし幸子さんたちを見下すような態度が続いたため、距離を置いていました。仕事で海外に転勤することになり、自分たちではとても育てられないからと、幸子さんたちのもとへハルトくんを預けに来たようでした。幸子さんは戸惑いながらも預かることを了承し、長男夫婦と協力しながらハルトくんを立派に育て上げます。ハルトくんは長男夫婦を本当の両親だと認識して、幸せな日々を送りました。しかしハルトくんが5歳になった頃、次男夫婦が彼を連れ戻しにやってきます。5年間ほとんど連絡もせず、お金があれば幸せにできると言い張る姿に家族は呆れるばかり。そんな考え方の次男夫婦にとても親が務まるとは思えなかった幸子さんは、「少しずつハルトとの関係を築くべき」と2人を追い返したのでした。すると数日後、修二さんが1人だけで実家にやってきます。彼は「今すぐハルトをどうこうすることはもう考えていない、ハルトと親しくなる時間を持ちたい」と言って、遊んだり会話したりしながら、少しずつ距離を縮めていくのでした。

1話目から読む

『親戚のおじさん』として息子のそばにいたい

ハルトを無理に連れ戻すのではなく、少しずつ距離を縮めて信頼関係を築こうと決めた修二。ハルトと触れ合う中で、誠一が親としてどれだけ子どもを気にかけて行動しているのかを実感し、そして自分たちがどれほど未熟だったのかを理解したようです。

夫に「これからどうするんだ」と聞かれた修二は「これからは少しでもハルトと過ごす時間を増やすようにするよ、今さら父親にはなれないかもしれないけど、親戚のおじさんとして好かれるぐらいにはなりたい」と落ち着いた様子で答えました。

「恵理子さんはどうするの?」とたずねると、修二は複雑な表情をして「恵理子は自分に懐かない子どもにはあまり興味がなくなったみたいで、また仕事に没頭してる」と言いました。・・・母親としては最低ですが、恵理子さんらしいとも思ってしまいました。

修二は息をつくと「ハルトにはもう俺たちが両親だって今の状態で名乗ったりはしないよ、ハルトはどう受け止めている?」とまゆみちゃんにたずねました。まゆみちゃんは申し訳なさそうに頭を下げると「恵理子さんの登場にはびっくりしたみたいですが、ごめんなさい・・・私と誠一さんをママとパパだと認識したままです」と答えました。

すると修二は少し寂しそうな顔をして「そのほうがいいと思う、こんなことを言える義理じゃないかもしれないが、ハルトを頼みます」と言いました。

修二は、まゆみちゃんと誠一に頭を下げると、そのまま帰っていきました。その後、修二と恵理子さんは田舎を離れて、会社に近い都内の立派なマンションに住み始めたそうです。修二だけは、月に一度ほどハルトに会いに来るようになりました。はじめは人見知りしていたハルトも、今では修二が来る日を楽しみにしています。

ハルトくんにとって最善の選択をした修二さん。数ヶ月前までは、ハルトくんを取り戻そうと躍起になっていましたが、誠一さんの親としての行動を見て、自分の未熟さに気付けて良かったです。恵理子さんも、理解してくれればいいのですが。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:めめ

最新のコメント
  • ネガティブ思考 より

    一応、修二はほんの少し改心した風だけど、養子縁組とか法的な話は結局しないで預けて行くのか
    都心のマンションに引っ越す前にそこら辺をきちんと整理しないで、頭下げてハルトをよろしくって、やっぱダメだ
    長男夫婦もそれで良しじゃないでしょう
    ランドセルよりも先に、ハルト君が小学校に入学する前に、そこら辺を整えてあげるべきでは?

    あと、せめて、最終話までに、一度くらいは恵理子が頭下げるところ描いてください

  • 匿名 より

    って義弟の嫁の両親は何にも言わないの?
    娘が生んだ子供の事 気にならないのかな?それとも 居ないんだっけ?

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