産んでから「親になる覚悟がなかった」は許されない

約束通りハルトを迎えに来た修二でしたが、そこには恵理子さんの姿はありません。なぜ1人だけなのかたずねると、「海外で仕事をしたいと思っているけど、そうなるとハルトを連れて行けない」と言い出したのです。
修二は困ったように頭を抱えると「恵理子にとって、言葉が通じない赤ん坊はストレスみたいで・・・おそらく母親になる覚悟なんてなかったんだと思う。輝かしいキャリア、子ども、幸せな家庭が揃った自分といったイメージを持っただけで、親になる覚悟がなかったんだ」と、まるで他人事のように言いました。

「修二、あなたはなんでそんなに他人事なの。あなただって同じでしょう」呆れたようにそう言うと、修二は視線を逸らし、「ごめん、母親になったらなんとかなるんだろうって思ってた」と小さく答えました。これからどうするつもりなのかと問いただすと「しばらくハルトを育ててくれないか?もちろん養育費は払う」と、信じられないことを口にしました。

夫は「お前たちは金を払う以外はできないのか?それがハル坊のためだと思ってるのか?」と呆れ顔。まゆみちゃんは「親になることを放棄するんですか?」と言って、軽蔑したような視線を向けました。修二は「放棄じゃない!」と言い張りますが、ハルトのことを一番に考えられないなら同じことです。

修二は、今は海外での仕事に専念し、数年後には日本へ戻るつもりだと言っていますが、その間ずっとハルトを置き去りにして、何のわだかまりもなく親になれると思っているのでしょうか。・・・考えが浅はかすぎて、言葉も出ません。

すると誠一が「俺、お前のこと優秀な弟だと思ってたけど、今はただのアホだと思うわ」と吐き捨てるように言いました。その言葉に修二は表情を強張らせ、「気楽な仕事しかしていない兄さんにはわからないよ」と食ってかかります。誠一は一歩も引かず、「子育てしてないやつにはわからないんだろうな」と言い返しました。
子どもを人生を彩るステータスの一部としか見ていなかった恵理子さんと修二さん。言葉の通じない赤ん坊が自分にとってストレスになるか否かなんて、産む前から想像できたはずなのに。修二さんと恵理子さんは、稼ぐ力はあっても、親になる力は一切なかったということですね。
※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:めめ
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通報で良いと思う。
もう養子に出せや、バカ夫婦。
お前らみたいなハズレ親に当たった子の救済のために、特別養子縁組って制度があるんだよ。
海外暮らしすんなら噂も届かんし大丈夫だろ?
その代わり、2度と帰って来んな