[28]高飛車嫁と献身嫁|可愛い孫との時間はあっという間。別れを悲しむ一方、迎えが来るのか不安になる

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前回のお話

幸子さんは夫の三雄さんと田舎で暮らす専業主婦。長男の誠一さんとその妻まゆみさんと同居しながら、仲良く幸せな日々を送っていました。しかし、エリート主義の次男修二さんと妻恵理子さんが妊娠を機に田舎に引っ越してきてから平穏な毎日が崩れ始めます。恵理子さんは妊娠を盾に、幸子さんやまゆみさんをこき使うように。年収が高い自分は仕事に専念して、家事などの単純作業は2人にやらせればいいという態度に、三雄さんと誠一さんは怒り心頭。「お金があるならシッターを雇えばいい」と突き放し、それ以降連絡を取りませんでした。それから数ヶ月後、修二さんから子どもが産まれたという連絡が。恵理子さんとの関係が悪いため会わせてはもらえませんでしたが、さらに2ヶ月後、修二さんが息子ハルトくんを連れて突然実家に訪れます。幸子さんはハルトくんを1日だけ預かることに。久しぶりの子育てに戸惑いつつ、まゆみさんと協力しながらハルトくんをお世話をしていると、あっというまに21時に。しかし、いつになっても修二さんたちと連絡が取れません。幸子さんは、子育てが嫌になったのではないかと不安な気持ちになったのでした。夜遅くにようやく連絡がありましたが、なんと二人とも出張になり、週末までハルトくんを預かって欲しいと言われます。戸惑いますが、まゆみさんは「強力しますよ、もちろん」と頷いてくれます。週末に修二さんが訪ねてきますが、恵理子さんの海外出張や仕事の忙しさで面倒が見きれないため、さらに1か月預かって欲しいという申し出が。呆れつつもまゆみさん達へ預かっていいか問うと「いいに決まってます」と快諾してくれました。

1話目から読む

自分たちの子どもなのだから、きちんと来ると信じたい

週末、ハルトを迎えにきたのは修二1人でした。居間に通した修二が言いにくそうに告げた、1か月ほどハルトを預かって欲しいという申し出に驚きます。なんでも恵理子さんが海外出張となり、自分は国内だが仕事で夜が遅く、ハルトの面倒まで見きれないため、という理由でした。勝手な言い分に夫は呆れますが、修二から恵理子さんが子育ては苦手みたいで、と告げられるとため息をつき、まゆみさん達へ預かってもいいかと問いかけます。まゆみさんは「いいに決まってます」と即答しました。

1か月の間、まゆみちゃんは本当の母親のようにハルトの世話をしてくれました。誠一だけは、最初は少し複雑な表情をしていましたが、ハルトの可愛さには勝てないようで、1週間を過ぎた頃にはみんながメロメロでした。

3か月健診も、まゆみちゃんと私で行ってきました。昔は発達の遅れを探すイメージでしたが、最近は親子を見守るという感じに変わっていてびっくりしました。父親の参加が多いのも、時の流れなのでしょう。医師から「首も座ってきましたね。何か困っていることはありませんか?」と聞かれ、ほっとしつつやり取りをしていきます。

瞬く間に1か月が過ぎました。「・・・あっという間の1か月でしたね」とまゆみさんが言います。私も「大変だったけど、楽しかったわね。まゆみちゃん、本当にありがとう」とお礼を言いました。

「いえ私こそ、ハルちゃん、1か月ありがとう。もうすぐ、パパとママに会えるのよ」そう言いながら寂しそうにハルトを抱きしめるまゆみさんに、なんともいえない気持ちになります。

横では夫が涙をこぼしながら「今日で、ハル坊ともしばしの別れか・・・。それにしても、修二達、ほとんど連絡もよこさなかったがちゃんと迎えに来るよな?」と怖いことを言いました。「来るわよ。仕事があったとはいえ、自分たちの子どもなのよ?」と返しますが、ちゃんと来るわよね?と内心で冷や汗が流れます。

ハルトくんのお世話はとても楽しかったようで、あっという間の1か月だったようです。ですが今までの行いを思えば、弟夫婦がきちんと迎えにくるかどうか、疑い気味になるのも仕方ないですね。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:めめ

最新のコメント
  • riribee7 より

    結局実家の皆さんが、喜んで育てるんじゃないの? ヘンなの!

  • マルサンカクシカク より

    ハルトくんの親である次男夫婦はもちろんだが、次男の親であるハルトくんのジジババ共にみ~んな揃って、能天気過ぎてもう呆れるしかない。このジジババは完全に次男の育て方を失敗しているね。この修二という男は、どこまでも人任せで責任感のない人間に育っちゃってるし、こいつは親になっちゃいけなかった。

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